日本通信、携帯電話によるIP電話サービスを予定 | RBB TODAY

日本通信、携帯電話によるIP電話サービスを予定

 21日、日本通信は、ドコモの3Gネットワークを利用したMVNOとして、データ通信によるIP電話サービスを2008年7〜9月を目途に開始する予定であると発表した。

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IP電話サービスを2008年7〜9月を目途に開始する予定であると発表した。

 これまでIP電話といえば固定電話サービスでの普及がほとんどであり、モバイル環境では、Wi-Fiスポットなど無線LAN接続が可能な場所で、PDAやノートPCでインターネットに接続する必要がある。これが携帯電話と同じカバーエリアでPDAやスマートフォンなどからIP電話をかけられることになる。この場合、通常の携帯電話会社の通話料より割安になる可能性がある。たとえば、パケット定額プランの中やオプションとしてデータ通信だけでなく、IP電話による音声通話が可能なるかもしれない。

 サービスの詳細や対応端末は未定だが、専用アプリをインストールすることになるので、サービス開始当初はスマートフォンからの対応になると思われる。モバイルネットワークは、ドコモの3Gネットワークを利用するが、契約はMVNOである日本通信と行うので、原理的には端末メーカーは選ばないはずだ。

 通常、音声サービスから始まっている携帯電話事業者は、あえてデータ通信サービスに音声を乗せる必然も少なく、また料金体系が音声通話と整合をとりにくくなるので、携帯電話網のデータ通信の部分にデジタル化された音声パケットを乗せることは、技術的には可能だったが、これまでほんとど実用化されなかったサービスだ。もちろん、実際の料金や通話品質、あるいは回線を提供する側からすると、パケット定額による過度な帯域の消費は既存サービスの品質に影響する懸念も存在する。しかし、実現すれば画期的なサービスだ。
《中尾真二》

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