ヤフー、マイクロソフトの「Silverlight」採用を表明〜Windows・Mac・UNIXのマルチプラットフォームで動画展開 | RBB TODAY
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ヤフー、マイクロソフトの「Silverlight」採用を表明〜Windows・Mac・UNIXのマルチプラットフォームで動画展開

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 マイクロソフトは9日、Yahoo! JAPANが提供するインターネットサービスにおいて、「Silverlight」テクノロジが採用されたことを発表した。

 Silverlightは、次世代のメディアエクスペリエンスやRIA(Rich Interactive Application)を実現する、クロスブラウザ、クロスプラットフォーム対応のWebブラウザプラグイン。Windows・Mac・UNIXなどでのコンテンツ再生・動画再生が可能で、GyaOがSilverlightを利用した新しい動画配信サービスを開始するなど、各社で採用が進んでいる。

 Yahoo! JAPANでは、Silverlightを利用することで、DRM(デジタル著作権管理技術)を活用した動画コンテンツの提供、Silverlightに対応したサービスの展開を予定しているとのこと。

 Yahoo! JAPANの代表取締役社長 井上雅博氏は「Yahoo! JAPANがマイクロソフトのSilverlightを用いたコンテンツサービスを展開していくことは、両社にとって有意義な取組みです。Yahoo! JAPANは、日々変化するインターネット環境やお客様のニーズに迅速かつ適切に対応していこうと考えており、Silverlightを用いることでより良いサービスを提供できると期待しています。」と述べている。

 また、Yahoo! JAPANのSilverlightを活用したサービス開発に協力するセカンドファクトリー 取締役 東賢氏は開発環境について「Silverlightにおける開発の最大の利点は、柔軟なアーキテクチャが実現するデザイナーと開発者の間で分担と協調作業が成り立つワークフローが整えられることにあります。最新の統合開発環境であるVisual Studio 2008を利用して、開発者がC#などの生産性の高い言語を用いて安定したロジックを構築しつつ、デザイナーが新しいExpression Studioを利用して動きやレイアウト、グラフィックデザインなどでユーザーを強く動機づけるようなアプリケーションを構築することが可能になりました。特にユーザーインターフェイスやアセット(素材)をXAMLによって独立して表現可能になったことで、ヤフー株式会社様のようにユーザーのニーズをタイミングよくきめ細かく対応しようとする企業においては、継続性のあるロジックはそのままに、状況に応じたブランディングやユーザーインターフェイスの変更を適用できるようになるため、大変効果的です。」とのコメントを寄せている。

 マイクロソフトは引き続き、Silverlightをはじめとするサービスを提供し、パートナー企業のビジネス拡大をサポートしていきたいとしている。
《冨岡晶》
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