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eyeVioが投稿動画で使用される楽曲の著作権使用料支払いでJASRACと合意

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 ソニーは、動画共有サービス「eyeVio(アイビオ)」において、ユーザーがアップロードした動画で扱われる楽曲の著作権管理と運用(音楽著作物の二次利用)に関して日本音楽著作権協会(JASRAC)と契約を締結した。この契約締結により、ユーザーはJASRACが管理している国内楽曲の中から、好きな楽曲を自ら歌唱・演奏した映像を投稿、共有出来るようになる。今回の楽曲の二次利用に伴い発生する音楽著作権使用料金はすべてアイビオが負担。ユーザーには動画をアップロードする際に、楽曲名やアーチスト名を追加入力する以上の作業は発生せず、無料でサービスを受けることができる。こういった楽曲の投稿は3月から可能だ。

 またeyeVioでは、国内音楽レーベルが許諾した公式音源を利用したプロモーション企画や公式動画の配信も予定しており、ダンス(映像)コンテストや、音楽プロモーションビデオコンテストなども実施していく予定だ。

 動画共有サービスにおける楽曲使用に関して、JASRACはYouTube、ニコニコ動画などを中心に使用料徴収の方向で協議を続けている。動画共有サービスでは、アーティストビデオクリップの違法投稿ばかりではなく、最近は初音ミクなど音声合成・ミュージックソフトウェアを利用した動画が数多く投稿されるなど、楽曲使用の例が多数見られるようになっていた。eyeVioは他社サービスに先駆け、こういった楽曲使用の際の音楽著作権使用料支払いに合意したことになる。この動きがYouTubeやニコニコ動画へと波及するのか、成り行きが注目される。
《関口賢》
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