エイベックスのJASRAC離脱……著作権使用料を2社に支払うケースも? | RBB TODAY

エイベックスのJASRAC離脱……著作権使用料を2社に支払うケースも?

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 音楽大手のエイベックス・グループ・ホールディングスが日本音楽著作権協会(JASRAC)から離脱するとの報道で、音楽関係者や音楽ファンに衝撃が広がっている。

 これまで音楽著作権ビジネスはJASRACのほぼ独占状態にあったが、エイベックスが同協会に任せていた約10万曲の著作権管理を系列会社のイーライセンスに移行する方針であることが明らかになった。この報道に、JASRACの独占に風穴が空き著作権ビジネスに競争が生まれるとして、音楽市場の活性化に期待する声がネット上に多数あがっている。

 しかしその一方で、使用する楽曲によってはJASRACとイーライセンスの2社に著作権使用料を支払わなければならないケースもあるようだ。

 ジャーナリストの津田大介氏は16日、Twitterで「JASRACとイーライセンス&JRC統合会社の2つになって最大手のエイベックスが後者に移行すれば市場競争によって従前手つかずだった放送以外の分野の条件見直しも進むだろうけど」と、エイベックスの離脱が音楽市場にもたらすであろうメリットを示した上で、「使う側にとっては2社に払う機会が増える訳で短期的には負担増に。使う側にその体力あるかどうかがポイントだよな」と問題点も指摘した。

 津田氏が指摘する実際のケースとして、「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ役などで知られる声優で、歌手としてもアニメソングのカバー作品など多数リリースしている緒方恵美さんは、「単独レコード会社と専属契約をしているシンガーの方々と違って、いろいろなレコード会社さんとお仕事させて頂いているので、バラバラにかかるのは大変なのだ。。JASRAC+イーライセンスだけじゃなく、ゲーム会社さん等はまた別途かかったりするし。。」と、著作権使用料がこれまで以上に掛かってしまうことを心配。「誰かのカバーとかは仕方ないとして、せめて自分名義の歌唱楽曲については、1ライブでの使用量総額○○円として、それを各著作権管理会社さんで割ってくれる…なんてことに、なってもらえないかしら。。」と期待した。
《花》

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