2007年第3四半期のディスプレイ市場調査結果——19型ワイドが主流に | RBB TODAY
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2007年第3四半期のディスプレイ市場調査結果——19型ワイドが主流に

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PCディスプレイのサイズ別出荷実績推移(Source:IDC Japan, 12/2007)
  • PCディスプレイのサイズ別出荷実績推移(Source:IDC Japan, 12/2007)
 IDC Japanは27日、2007年第3四半期の国内PCディスプレイ市場についての調査結果を発表した。これによると国内PCディスプレイの出荷台数は前年同期比8.2%減の約154万台となっている。販売価格については、スクエアタイプのディスプレイがパネル価格の高騰および供給不足により価格が上昇した一方、ワイドタイプの価格は引き続き低下しており、全体の販売金額は前年同期比6%減となった。

 サイズ別では17型が全体の40.7%を占めるが、前年同期との比較では9.9%減。企業向けも19型以上への移行が緩やかに進んでいる。全体の出荷に占めるワイド比率は26.1%で、そのうち19型ワイドが3分の1を占め主流となった。コンシューマー向け市場におけるワイド比率は70%を越えている。

 IDCが定義するノンバンドルマーケットにおける2007年第3四半期のベンダーシェア(出荷台数ベース)は三菱電機が首位を奪回し、アイ・オー・データ機器は2位となった。3位にはナナオが入っている。また、バンドルマーケットにおけるベンダーシェアは1位がデル、2位がNEC、3位が富士通で、19型以下のスクエアパネル価格の高騰と供給不足でパネルを確保できたベンダーが売上を伸ばす結果となった。
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