高校生の44%が「学校裏サイト」で「イジメの書き込み見た」 | RBB TODAY
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高校生の44%が「学校裏サイト」で「イジメの書き込み見た」

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 ネットエイジアでは、「学校裏サイト」についての自主調査を、モバイルリサーチにより実施。調査期間は12月14日〜16日で、高校生のケータイユーザーを対象に、男性237人、女性242人の計479人の回答を集計した。

 「学校裏サイト」は、中学・高校生が情報交換を目的に、非公式にインターネット上に作った掲示板。有害サイトの閲覧を制限するフィルタリングソフトでも排除できないものも多く、刑事事件にまで発展するケースが相次いでいる。

 調査によると、「あなたが通う学校の『学校裏サイト』はありますか?」との質問に対し、「ある」と回答したのは25.7%。「ない」との回答は13.6%で「わからない」が60.8%という結果が出た。「学校裏サイトがある」と回答した123名に「学校裏サイト」へのアクセス頻度を聞いたところ、「よくアクセスしている」が6.5%、「ときどきアクセスしている」が25.2%となっている。男女別に見ると、男子高生の方が「よくアクセスしている」が11.3%(女子高生1.6%)と多くなっている。

 また、「イジメの書き込みを見たことがある」と回答したのは43.9%。「これまでに、パソコン、ケータイを含め、インターネット上であなた自身の悪口、中傷、嫌な書き込みをされたことがありますか?」との質問に対しては、「ある」と回答したのは16.5%。男子高生では11.4%だったが、女子高生では21.5%と「嫌な書き込みをされた経験」の割合が高くなっている。逆に「これまでインターネット上で人の悪口、中傷、嫌な書き込みをしたことがありますか?」と聞いたところ、「ある」と回答したのが11.3%。男子高生は10.3%、女子高生では12.4%となっている。

 さらに「学校裏サイト」について、どのように感じているかを自由回答形式で聞いたところ、容認派では「根本的には個人のモラル・マナーの問題だと思う。正しく使えば存在してもいいと思う」といった意見、否定派では「悪口がたくさん書かれていて、それを見て自殺する友達が出たら嫌だ」「陰口等を言うサイトなので許せない」といった声が出た。また、「ネチケットのない人が多いため、誹謗・中傷が絶えない。なんらかの対策が必要だと思う」「書き込む方の匿名性が高くて、生徒に対してだけでなく教師への誹謗中傷がいっぱいある。インターネットの取り締まりはもちろん、教師・親が子どもに道徳的なことを教え、良い環境を与えていかなければ、解決しないと思う」といった対策を望む声も複数あがった。
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