【スピード速報】高速通信におけるキャリアのシェアでは全国系が苦戦 | RBB TODAY
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【スピード速報】高速通信におけるキャリアのシェアでは全国系が苦戦

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90Mbps以上の高速通信におけるキャリアシェア。計測された件数なので実際のシェアを反映しているわけではないが、中規模以下の地域キャリアが強い。なお、全測定データのうち90Mbps以上のデータは1.4%
  • 90Mbps以上の高速通信におけるキャリアシェア。計測された件数なので実際のシェアを反映しているわけではないが、中規模以下の地域キャリアが強い。なお、全測定データのうち90Mbps以上のデータは1.4%
 【スピード速報】はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は40万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。

 今回は「RBB TODAY」と、事業者向けインターネット接続サービスを提供するヴェクタントが3日に、ギガビットユーザ向け通信速度測定サイト「GIGA SPEED」をプレオープンさせたことに合わせて、高速通信におけるキャリアシェアをお届けする。2007年11月27日〜12月3日の測定データのうち、ダウンロード速度が90Mbpsを超えており、キャリアが明記されている測定データを用いて、キャリアごとのシェアを算出した。

 なお、全測定データのうち、ダウンロード速度が90Mbpsを超えていたデータは1.4%であった。

 図を見ての通り、対象データの3分の1がトップの中部テレコミュニケーション(コミュファ)であった。小差でUSEN、ひかりoneが続き、この3キャリアで計83%を占めている。Yahoo! BB(ソフトバンクBB)が4位であり、以下、高速CATVで知られるビック東海(CATV)、厚木伊勢原ケーブルネットワーク、豊橋ケーブルネットワーク、南東京ケーブルテレビ(ケーブルテレビ品川)が並んでいる。

 1%以上を占めた上位9キャリアを見ると、全国系が3キャリアに対して、中規模以下の地域キャリアが6キャリアあり、高速通信においては全国一律のサービスが求められやすい全国系が不利という印象を受けた。ちなみに、NTT東日本は1件のみ、NTT西日本は0件であった。

 3日にプレオープンした「GIGA SPEED」は、データを蓄積中で有意な分析データを出すまでには時間が必要だが、今後どういうデータをはじき出してくれるのか注目したい。
《平野正喜》
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