東芝/ソニー、高性能半導体「Cell」生産の協業体制のため合弁会社設立で基本合意 | RBB TODAY
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東芝/ソニー、高性能半導体「Cell」生産の協業体制のため合弁会社設立で基本合意

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 東芝とソニーおよびソニー・コンピュータエンタテインメントは、高性能プロセッサ「Cell Broadband Engine」(以下Cell/B.E.)や画像処理用LSI「RSX」等の高性能半導体を生産するための合弁会社を設立し、さらに、ソニーセミコンダクタ九州の長崎テクノロジーセンター内に、Fab2の300mmウエハーラインの製造設備を2008年3月末までに東芝へ譲渡することなどの基本合意書を締結した。

 今回の協業で、東芝はソニーのプレイステーション向け高性能半導体の受注を増やし、システムLSI事業を拡大・強化する。一方、ソニーは、高性能半導体のさらなる微細化などによりプレイステーション事業の拡大を図る。

 また、1999年に「プレイステーション2」用半導体の製造のために設立した合弁会社「大分ティーエスセミコンダクタ」(東芝大分工場敷地内)は、2008年3月の契約満了で合弁関係を終了。今後は、設備資産を東芝がソニーから買い取る。

●新会社概要 
社名 : 未定 
設立 : 2008年4月1日 
所在地 : 長崎県諫早市津久葉町1883-43  
資本金 : 1億円(予定) 
出資比率 : 東芝60%、ソニー20% 、ソニー・コンピュータエンタテインメント20% 
代表者 : 未定(会長兼CEOは東芝から、社長兼COOはソニーから選任予定) 
事業内容 : 高性能プロセッサ「Cell/B.E.」、高性能画像処理LSI「RSX」等の製造 
従業員数 : 未定 

●株式会社大分ティーエスセミコンダクタ(OTSS)概要 
設立日 : 1999年6月1日 
所在地 : 大分県大分市大字松岡3500(東芝 大分工場内) 
資本金 : 1億円(東芝51%、ソニー49%) 
事業内容 : プレイステーション向け半導体の製造
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