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世界最大級の音楽コミュニティサイト、日本語版「Last.fm」がスタート

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エキサイト株式会社エンタテイメント事業部音楽サービス部部長郡司芳人氏
  • エキサイト株式会社エンタテイメント事業部音楽サービス部部長郡司芳人氏
  • 日本語版「Last.fm」トップページ
  • 現在英語版「Last.fm」にアクセスすると日本語版への接続を促される
  • ユーザ個人ページ。音楽プレイヤーを使って聞いた曲が集計され表示される
  • マイ・ダッシュボード。友人が最近聞いた曲などが表示される
 エキサイトは、全世界で200万人の登録ユーザを持つ巨大音楽コミュニティサイト「Last.fm」を提供する英国ロンドンのLast.fm Ltd.と業務提携し、2006年7月25日より日本語版「Last.fm」をスタートすることを発表。同日、東京恵比寿のエキサイト本社にてプレス向け説明会を行った。

 エキサイトは、「Last.fm」の日本展開におけるパートナーとして本サービスのローカライズを軸に、共同で日本における様々な取り組みを進めていくという。

 「Last.fm」は、iTunesやWindows Media Playerなどの音楽プレイヤーに専用のプラグインをインストールすることにより、ユーザが再生した楽曲の履歴データを蓄積し、そのデータを元にユーザに役立つ様々な情報を提供する「ソーシャル音楽ネットワーキングサービス」だ。

 IDを取得してプラグインをダウンロードし、インストールすると、PCを使って音楽を聴くだけで、再生した楽曲データが「Last.fm」のデータベースに送信され、ユーザごとの「ミュージック・プロフィール」が作成される。そこにはユーザが再生した曲のリストやランキングが表示され、自分が「どんなアーティスト、楽曲をよく聞いているか」を把握することができる。さらにユーザの履歴に応じてオススメ楽曲リストを表示する機能もある。

 また、自分以外のユーザのプロフィールも閲覧できるので、自分と音楽の趣味が似た友達を簡単に探すことができ、その人が聞いている楽曲を見ることによってまだ出会っていない新たな音楽を知ることも可能になる。

 基本機能はすべて無料で利用できるが、広告非表示やオリジナルスキンを作成できる月額350円の有料版も設定されている。

 すでに英国版サービスを利用し、IDを取得しているユーザは以前のデータをそのまま日本版でも利用することが可能。

 ただし英国版で提供されている、ユーザの好みに合わせた曲をストリーミング再生できる「パーソナルラジオサービス」機能は現在用意されていない。エキサイトによると2006年秋ごろにはサービスを開始する予定だという。

 日本版独自の機能としては、エキサイトが提供するインターネット名刺サービス「エキサイトネームカード」との連動や、エキサイトIDとの相互アクセスなどがある。

 将来的には有料版の提供や、携帯電話やデジタルミュージックプレイヤー等のPC以外のデバイスでの利用も視野に入れているという。
《田口和裕》
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