2025年12月31日に放送される「第76回NHK紅白歌合戦」のゲスト審査員7人が決定した。今回のゲスト審査員は、プロ車いすテニス選手の小田凱人、俳優の髙石あかり、俳優の仲野太賀、声優の野沢雅子、俳優の松嶋菜々子、プロサッカー選手の三浦知良、文芸評論家の三宅香帆の7人だ。
仲野太賀は1993年生まれ。東京都出身。 2006年俳優デビュー。 2022年、エランドール賞新人賞。 映画『すばらしき世界』で日本アカデミー賞優秀助演男優賞。 映画『十一人の賊軍』で2024年度ヨコハマ映画祭主演男優賞。 2026年NHKの大河ドラマ『豊臣兄弟!』で、 主人公・豊臣秀長を演じる。

小田凱人は2024年のパリパラリンピックで男子シングルスの金メダルを獲得。2025年9月には史上最年少の19歳3か月で、パラリンピックと四大大会すべてを制覇する「生涯ゴールデンスラム」を達成した。

髙石あかりは2002年生まれ。宮崎県出身。2019年から俳優活動を本格化させ、 2021年、後に人気シリーズとなる映画『ベイビーわるきゅーれ』で、 映画初主演を果たす。現在放送中のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」でヒロイン・松野トキを演じている。

野沢雅子は国産アニメの最初期から声優として活躍。「ゲゲゲの鬼太郎」「いなかっぺ大将」「ど根性ガエル」「銀河鉄道999」をはじめ、数多くの作品に出演してきた。今年40周年を迎えた「ドラゴンボール」シリーズでは、孫悟空・孫悟飯・孫悟天を演じる。2025年、声優として初の文化功労者に選ばれた。

松嶋菜々子は1996年のNHK連続テレビ小説「ひまわり」でドラマ初主演。2025年の連続テレビ小説「あんぱん」では、嵩の母・登美子役が話題となった。

三浦知良は15歳で単身ブラジルに渡り、1986年からブラジル国内リーグでプロサッカー選手として活躍。Jリーグ発足時には初代MVPになるなど活躍し、58歳の現在まで世界各国でプレーを続ける。2025年、プロ40周年を迎えた。愛称は「キング・カズ」だ。

三宅香帆は京都大学文学部卒。株式会社リクルートを経て2022年に独立。主に文芸評論、社会批評などの分野で幅広く活動している。2024年に出版した「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(集英社)が「第2回書店員が選ぶノンフィクション大賞2024」を受賞。2025年、同作で「新書大賞2025」を受賞した。
同番組における紅組・白組の勝敗は、テレビを視聴する「視聴者審査員」、NHKホールで観覧する「会場審査員」、番組に出演する7人の「ゲスト審査員」の投票で決定する。それぞれで投票数が多かった方に1ポイントが与えられ、2つ以上のポイントを獲得した組が優勝となる。
視聴者投票はテレビ1台あたり最大5票。投票できる票の数は、テレビの視聴時間に応じて増える。放送を視聴し始めたら1票獲得し、その後5分連続視聴を10回達成するごとに票が増える仕組みだ。全対戦終了後の投票時間中、テレビのリモコンボタンで紅白どちらかを選ぶと、選んだ組に票が入る。第76回NHK紅白歌合戦は12月31日午後7時20分から11時45分まで、NHK総合、BS4K、BS8K、ラジオ第1で放送される。












