14日と21日の2週にわたり、毎週土曜夜10時放送中の『新美の巨人たち』(テレビ東京系)に、磯村勇斗が出演する。同番組のナレーターを務める磯村が、今回はアートトラベラーとして日本から1万キロ離れたスペインへ赴き、世界中の人々を魅了し続ける2つの奇想建築を巡る。

『新美の巨人たち』(C)テレビ東京

『新美の巨人たち』(C)テレビ東京
前編となる14日は1時間スペシャル。バルセロナの中心にそびえる世界遺産(一部)、アントニ・ガウディ設計の「サグラダ・ファミリア」を訪れる。今年はガウディ没後100年。「教科書でも見てきたサグラダ・ファミリアは頭の中に定着してしまっている」と意気込む磯村は、イエスの誕生とそれを祝福する生き物たちの彫刻に彩られた「生誕のファサード」を前に、言葉を飲み込んでしまうほどの感動を覚える。

『新美の巨人たち』(C)テレビ東京
番組では「サグラダ・ファミリア」を巡る3つのナゾに挑む 。過剰な装飾の意味、複雑な構造の理由、そしてガウディの死後も着々と作り続けられているのはなぜなのか。それを解くカギは建物に残された暗号「ガウディ・コード」にある。「狂気の建築家」と言われることもあったガウディの真の姿が見えてくる。

『新美の巨人たち』(C)テレビ東京
後編の21日はスペインを大縦断する。大西洋に面した港町・ビルバオのシンボルとして、ひときわ異彩を放つ建築「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」を特集 。同作は、去年末に逝去した巨匠、フランク・ゲーリーの代表作である。約3万枚のチタンパネルが複雑に交錯して生まれるなんとも形容しがたいフォルムが特徴。当初は激しい批判も浴びたが、完成から4半世紀経ったいまでは街の経済・文化を復活させた立役者として「ビルバオ効果」なる言葉も生まれた。

『新美の巨人たち』(C)テレビ東京
無軌道にも思える形状は、実は街の文化や歴史、景観を徹底して考え、計算して形に落とし込んだモノだった。人々の記憶を呼び覚まし、共感を生む建築家の仕掛けに、磯村は驚きを隠せない。
今回の旅では、アート好きの磯村がお気に入りのカメラで建築の気になったディテールを撮影する一幕もある。スペインの奇想建築を自らのアングルで切り取りながら、その神髄に触れて何を思うのか。2週連続で世界的な建築作品の美に迫る内容となっている。

『新美の巨人たち』(C)テレビ東京
旅を終え、磯村は「スペインの奇想建築を訪ねる旅。普段はナレーションを担当していますが、今回は自分が旅人となり巡ってきました。一週目はバルセロナにあるガウディの『サグラダ・ファミリア』。一見して奇妙なこの建築がいったいどのようにできあがっていくのか?未完ではありますが、隠されたいくつものナゾを解き明かしながら、ガウディの真意に迫ります。二週目は、ビルバオのグッゲンハイム美術館、もうとんでもない奇想建築でした。加えて素敵な街で、そのビルバオの街と美術館がどう関わってきたのか、その物語にも注目して頂けると嬉しいです。奇想って言うと、見た目で驚かせるだけのように聞こえますが、きちんと使う人のことや機能性を建築家は考え抜いているんだと改めて解りました。ぜひ2週続けてご覧下さい!」とコメントを寄せている。
また、番組プロデューサーの深堀鋭(日経映像)は、「ガウディの『サグラダ・ファミリア』と、ゲーリーの『ビルバオ・グッゲンハイム美術館』。このふたつを続けて訪れることで、ふたりの建築家に時空を超えて共通するものがあると解りました。磯村さんが見事に見抜いた通り、単なる『奇抜さ』を超えて、あらゆる人々が共感を覚える仕掛けが随所に施されているんです。時の荒波に耐えて永遠性を獲得する建築と、朽ち果ててしまう建築との違いはなんなのか…この番組をご覧頂き、そんなことも考えて頂ければ嬉しいです」と語っている。












