フジテレビは1日、同局のアナウンサー・藤本万梨乃が、本人の希望により2025年12月31日付で退職することを発表した。
藤本アナは現在担当している『めざましテレビ』を12月25日、『さんまのお笑い向上委員会』を12月13日をもって卒業する。一方で、『Mr.サンデー』に関しては退社後の来年3月末まで担当を継続する予定だ。
今回の発表にあたり、藤本アナは「この度、7年間お世話になったフジテレビを退社することとなりました」と報告。入社試験時から「どんな番組にでも対応できるアナウンサーになりたい」と志していたことを明かし、「会社には社会人としてもアナウンサーとしても未熟だった私を、時に優しく時に厳しくここまで育てていただき、感謝の気持ちでいっぱいです」と振り返った。また、関係者や視聴者に向けて「番組を通して出会った皆様、育てていただいた方々、そしていつも温かいメッセージをくださる視聴者の皆様、心より御礼申し上げます」と謝意を示した。
今後については「これからは、家庭生活と自分自身の時間を大切にしながら、私らしく仕事にも取り組んでまいります」とコメントしている。
藤本アナは1995年10月30日生まれ、福岡県出身。東京大学医学部を卒業後、2019年4月にフジテレビに入社した。『めざましテレビ』ではフィールド・エンタメ・情報キャスターとして、『Mr.サンデー』ではMCとして情報番組を中心に活躍。『さんまのお笑い向上委員会』などバラエティー番組も担当してきた。2025年8月には一般男性との結婚を報告していた。
なお、番組の後任人事も併せて発表された。1月からの『めざましテレビ』情報キャスターは、原田葵に加え、新たに小室瑛莉子、高崎春が務める。『さんまのお笑い向上委員会』は、12月24日放送のクリスマス生放送SPより原田葵が担当する。





