人気女性コスプレイヤーのすみれおじさんが、ゲーム声優としてデビュー。5月30日に発売されたアドベンチャーゲーム『たゆたうは 稲荷原流香と 七不思議 春は訪れ 解く時来たる』のWindows版に、紫花菫名義で出演している。

同作はゲーム制作ブランド「雪月百花」が手掛ける百合系ライトミステリアドベンチャーゲーム。私立言実ヶ丘女学院を舞台に、主人公・稲荷原流香が率いる「言実怪異バスターズ」が学院の七不思議を解き明かすストーリーとなっている。Nintendo Switch版も年内にリリースされる予定だ。

そこですみれおじさんが演じるのは、新ヒロインの皆木桃奈(みなぎ・ももな)。これまでにも声優として、2024年に放送された地上波オリジナルアニメにも主要キャラクターで出演した実績があるが、今回はゲーム作品での本格的なボイスアクトに挑む。

すみれおじさんは、今回の出演について「声優の勉強は短期間でしたが、お声がけいただけたことをとても嬉しく思っています。収録は不安もありましたが、ほとんど撮り直しもなくスムーズに進行しました」とコメント。また「キャラクターの解釈についてはかなり不安がありました。ちょっと不思議ちゃんも入ったスポーツ系の女の子なんですが、制作サイドから『こういう解釈も良い』との評価をいただけたので、ドキドキしました」と舞台裏を語っている。

一方で、コスプレ活動についてもアピール。「このところ、犬活ばかりで本業を疎かにしていて、先日マネージャーに怒られたばかり。でも、AnimeJapanでアニメ『片田舎のおっさん、剣聖になる』のフィッセル役をやらせていただいたり、ちゃんとコスプレやモデル業もたまにやっています! ゴールデンウィークにもゲームアプリの公式コスプレイヤーをやる予定です。たまにはちゃんとコスプレイヤーやってます!」と語り、最後は「今後コスプレやモーションアクターだけでなく、声優としてゲーム作品への出演など、表現の幅を広げていければと思っています」と結んだ。
