谷村新司さん死去、 矢沢透&堀内孝雄がコメント | RBB TODAY
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谷村新司さん死去、 矢沢透&堀内孝雄がコメント

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(Photo by Visual China Group via Getty Images/Visual China Group via Getty Images)
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 シンガー・ソングライター、谷村新司が、10月8日に死去したことがわかった。74歳だった。

 今年3月に腸炎で手術を行い、療養を続けていた谷村。公式サイトによると、葬儀は15日に近親者のみで営まれたという。

 谷村は大阪府出身で、1972年にバンド・アリスでデビュー。メンバーの堀内孝雄、矢沢透ともに、『昴』や『冬の稲妻』など、ヒット曲を次々と発表してきた。ちなみに6月からは全国ツアー「ALICE 10 YEARS 2023 ~PAGE1~」を予定していたが、療養により来年へ延期になっていた。

 訃報を受けて、堀内は「突然の別れに驚きを隠せません。来年のツアーに向けて回復に向かっていると伺っていただけに、とても残念です。僕にとってのチンペイさんは、50年来の親友であり、『アリス』のリーダーであり、そして良きライバルでした。学生時代に、『プロにならないか?一緒にアリスをやろう』と、誘ってくれたとき、心の底からうれしかった。チンペイさんが、あの時誘ってくれなかったら、今の僕はありません。ずっと一緒に音楽活動ができたことが幸せでした。また、いつか空のほとりで一緒にライブをやろうね。もうちょっと待っていてね、キンちゃんと、もう少しだけ頑張るね。心から、ありがとう。安らかに。ご冥福をお祈り申し上げます」とコメントしている。

 また矢沢は「東京に住む僕と大阪に住む谷村と、何の因果か運命の出会いか堀内を紹介され3人アリスとして歩み始めました。時にはいがみ合い、時には抱き合い幾多の苦難も喜びも共有し、無我夢中で駆け抜けた。そして気が付けば51年という長きにわたって谷村と関わるとは・・・あの日からは想像もしませんでした。若さの灰汁も抜け『これからは本当に音楽を楽しんでやっていこうね』と新しいアリスの始まりに胸躍らせていた矢先のことでした。谷村なら大丈夫、谷村ならきっと戻ってくる、根拠のない確信めいたものを感じておりました。でも谷村は戻ってきませんでした! もういないんです。悲しいというよりも悔しいんです。谷村はもう僕たちのみんなの心の中にしか住む場所がないのです。思い出せば必ず胸にやってきます、どうか谷村を忘れないで下さい。今まで谷村をアリスを応援してくださってありがとうございました」と綴った。

※報告とメンバーのコメントを掲載した谷村新司の公式X
《ハララ書房》
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