【インタビュー】今泉佑唯が明かす「欅坂46卒業後の変化」「20代の目標」…… | RBB TODAY

【インタビュー】今泉佑唯が明かす「欅坂46卒業後の変化」「20代の目標」……

「追い込まれることが好きなんです。追い込まれたその先が、すごく楽しみなんですよ」。笑顔を見せながらそう語るのは、昨年に欅坂46を卒業して女優に転身した今泉佑唯だ。

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【インタビュー】今泉佑唯が明かす「欅坂46卒業後の変化」「20代の目標」……
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「追い込まれることが好きなんです。追い込まれたその先が、すごく楽しみなんですよ」。笑顔を見せながらそう語るのは、昨年に欅坂46を卒業して女優に転身した今泉佑唯だ。10月期のドラマ『ミリオンジョー』の放送や、映画『転がるビー玉』『酔うと化け物になる父がつらい』の公開を控えている今泉に、欅坂46を卒業してからの変化、女優として壁に当たりながらも実感している成長、そして憧れの女優や20代における目標などについて話を聞いた。

■欅坂46時代は「けっこう甘えちゃっていた」

――昨年の夏に欅坂46からの卒業を発表されました。6月に放送された三浦大輔さんによるフェイクドキュメンタリー『人間の証』では、卒業後の変化として、仕事に対する「判断を委ねられること」「責任感が増したこと」を挙げてましたが、そういった変化はご自身の成長につながっていると感じますか?



今泉:今まで取材とかがあっても、メンバーの人数が多かったので、自分が答えることって、ほぼほぼなかったんですよ。だから「この質問、私、答えられるかな?」と思っても、「誰かが助けてくれるだろう」というところに、けっこう甘えちゃっていたんです。あまり考えることをしていなかったんですね。でも卒業してからは、全部ひとりで考えて説明しなきゃいけなくなったので、一つ一つの言葉に気をつけるようになりました。「この発言、良かったかなあ?」とか、すごく気にするようになりましたね。

――『人間の証』では「仕事の選び方」が描かれていました。実際、今泉さんは事務所やマネージャーからオファーの提案を受けた際、どんな判断基準で選択しているのでしょう?

今泉:ドラマとか映像の作品に関しては「ぜひやらせてください!」という感じなんですけど…なんだろうなあ?何で例えたらいいんですかね?基本的に、作品に関しては私からは全然言わないんですけど「このお仕事をやって、自分に女優としてどんなメリットがあるのか?」とか、そういうことをすごく聞きますね。

――4月には、『熱海殺人事件 LAST GENERATION 46』で初舞台も経験されました。稽古のたびに外で気分転換するほど大変だったと『今泉佑唯の出逢い旅 ~20歳の再出発 アイドルから女優へ~』のDVD&ブルーレイ発売イベントで仰っていましたが、初舞台はどんな面でプラスになりましたか?改めてお聞きしたいです。



今泉:『熱海殺人事件』という舞台を経験したからこそ、今のドラマの撮影やいろいろな作品に、すごく良い影響があったというか…。勉強になったことだらけなので、色々と辛いこととか沢山あったんですけど、乗り越えてよかったなと思います(笑)。(稽古当時は)本当に、人としてどうかしていたんですよ。自分でも「あの行動はない」と思っていたんですけど、そのくらい追い込まれていたんだなって思いますね。

■属性は悪戯っ子?

――今後は10月期のドラマ『ミリオンジョー』の放送が控えています。ご自身の役柄を踏まえて、どんな点に注目してほしいですか?

今泉:真加田恒夫(まがたつねお)さんという、漫画『ミリオンジョー』を描いている男性のことが好きな女性の役なんですけど、なんか不思議なんですよ(笑)。かわいらしいというか、ちょっと奇妙な感じの子で…サイコパスちっくというか。

――発売イベントで、サイコパス的な役をやりたいとも仰っていましたよね。

今泉:「やりたい!」と言っていたんですよ。「ぶりぶりっとした役もやりたい」と言っていたので、こんなにも早く目標が叶えられて嬉しいんですけど、けっこう難しいんですよね。



――奇妙さを醸し出すのが難しい?

今泉:難しいですし、普通に喋っていたのに急に泣き出したりとか、けっこう感情がゆらゆらしている役なので、気持ちの切り替えが難しいなって思います。

――撮影を通じて、役に近づけている実感はありますか?

今泉:今は、離れているなあって思いますね。近づけていきたいです。でも私、たぶんサイコパスチックなところ、あるんですよ(笑)。「この人にこれをやったら、どういう反応するんだろう?」「急に私がここで大きい声を出したら、どういう反応をするんだろう」とか、そういうことを常に考えながら生きているので…。



――属性としては、悪戯っ子ではないでしょうか?(笑)

今泉:悪戯っ子でいいんですか(笑)?ふふふ。人と違ったことを考えていたりするので…。でも、演じるのは難しいです。(何を考えているかわからないように)瞬きをあまりしないようにしていますね。

■弾き語りへの挑戦

――公開を控えている映画『転がるビー玉』では、弾き語りに挑戦されたんですよね?

今泉:私はギターをあまり弾けなくて、習ったこともなかったんです。この日にクランクインしますと言われてから、ギターの練習をした期間が、けっこう少なかったので、どう、、、、お仕事の合間を縫って練習しようとか、毎日考えていました。周りの方の迷惑になっちゃうから、そんなに夜中に練習できないし…とか(笑)。その期間も精神的に追い込まれたんです。つい先日に撮り終えたんですけど、私は「間に合わない」と思ったんですよ。半分くらい諦めていました。2回くらい、ギターの途中経過を監督やスタッフさんに見せた時に、けっこう苦そうな表情をしていたので(笑)。



「これ、やばいな」と思って。そこから寝ずに練習したりして、監督が「前と全然違うじゃん!」と言ってくださった時に「ああ、サボらなくてよかったな」と思いました。自分に甘えちゃっていたら、諦めちゃって練習しなかったと思うんですよ。昔は、諦める性格だったんです。できないと思ったらすぐ諦める感じだったので…。でもそこはやっぱり、一人で活動しているからこそ、最後までやり遂げたい、期待にも応えたいと思って、自分を追い込みました。

――『酔うと化け物になる父がつらい』では、父親がアルコール依存症で、母親は新興宗教の信者という複雑な家庭環境でも、笑顔を絶やさずに姉のサキ(松本穂香)を支える田所フミを演じられました。同作の出演はどんな面でプラスになりましたか?

今泉:事務所の所属が変わってから一か月も経たないくらいで、『酔うと化け物になる父がつらい』を撮ったんです。だから、最初はめちゃくちゃ棒読みだったと思うんですよ(笑)。何もわからなくて、セリフを喋ることで精いっぱいだったんです。そこに感情を乗せたり、全然できなくて。自分のことで一杯一杯で、周りはなかなか見れなくて。終わったとき、すごくほっとしました。「ちゃんと撮影が終わったんだ」と思って。私は「撮影が終わらない」と思っちゃっていたので、ホッとしました。

――女優として、映像と舞台ではどちらに比重を置いていくかなど考えていらっしゃいますか?

今泉:今は、自分に舞台のほうが合っているのか、映像のほうが合っているのか、全然わかっていない段階なので、色々なことに挑戦できたらいいなと思います。



――女性ファッション誌『ar』のレギュラーモデルも務められています。雑誌のお仕事は今後も継続していきたいですか?

今泉:やっていきたいです。自分の身長が、すごくコンプレックスなんですよ。なかなかお洋服を着こなせないとか、丈が合わないことがあるんです。きっと、そういう悩みを持っている女性って、たくさんいらっしゃると思うんです。だから、そういう方の参考になりたいというか、こういうスタイルになりたいとか、憧れていただきたいので、女性誌もたくさん出られるようになったらいいなと思います。

■憧れの女優は?「北川景子さん」と「橋本環奈さん」

――BSテレビ朝日の『今泉佑唯 のもっとオトナ女子~20歳のうちにやっておきたいこと』では”せんべろ”も楽しんでいらっしゃいましたね。20歳になってから、大人になったと感じることはありますか?

今泉:自分がやりたいこととか、今こうするべきだなとか、考えるようになりました。プライベートでもそうですね。色々なことを考えるようになりました。自分と向き合う時間をきちんと作るようになったというか…。



――そういった意識の変化は、周りの見方の変化も生むのかなと思うのですが、現場でご一緒する方から、ご自身の変化についての言葉はありましたか?

今泉:「20歳に見えないね」って、最近言われるようになったんですよ。「意外としっかりしている」と言われるようになりました。性格的に私はうるさいんですけど、最近は「考え方とか、しっかりしているんだね」と言われるようになりました。

――では、ご家族など、より近しい人々の反応は?

今泉:家族は何も言わないです。家族の前だと私は、本当にのほほんとしているんですよ。でも最近、仕事の話をするようになりました。「私のプラン的にはこうなんだけど、どう思う?」とか、言うようになりました(笑)。

――女優としての目標や、理想像はありますか?



今泉:現場で、こういう言い回しに変えてくださいとか、その場でお芝居が変わることってあるじゃないですか。まだそれに臨機応変に対応できない部分があるので、その場で瞬時に判断して、対応できるようになりたいですね。一個一個のことで一杯一杯になっちゃうので、もうちょっと視野を広くできたらいいなと思います。

――では、憧れの役者さんは?

今泉:北川景子さんにすごく憧れていて。色々な役を演じていらっしゃるじゃないですか。でも、その役のイメージが付きすぎていないというか。いつも新鮮な気持ちで見られるから、私もそう言われたいなって思いますね。あと、同世代で言ったら橋本環奈さん。お芝居がすごく振り切っているじゃないですか。素敵だなって思いますね。

■20代の目標は「朝ドラ出演」と「主題歌」

――この一年ほどで、欅坂46から離れてお一人で様々な作品に挑戦されてきましたが、ご自身の中で実感している、女優としての成長は?

今泉:一年前に、ドラマ『恋のツキ』で、音声さんに「声が小さすぎます」って言われたんですよ。自信がないから、どうしても小さくなっちゃっていたんです。すごく怒るシーンで声を出さなきゃいけなくても、「声が小さいなあ」と感じるところがすごくあったし、課題だったんです。でも、それがちょっとずつ、やっぱり舞台の経験を得てだと思うんですけど、感情だったりを、ちゃんと出せるようになってきました。

――20歳になったばかりですが、20代における女優業の展望は?

今泉:2~3年後に、朝ドラに出演したいです。今までだったら絶対に、そう思うことはなかったんですけど、出たいと思うようになりました。 

――朝ドラは芸能界でも、選ばれた人しか行けない現場ですが、何が必要だと思いますか?

今泉:演技の実力ですね。もっともっと、経験を積んでいかないとなって思います。朝ドラは一つの大きな目標です。

――朝ドラのほかに、20代で何か成し遂げたいことは?

今泉:ありがたいことに、ファンの方が「歌を歌ってほしい」とすごく言ってくださるので、自分の作品で主題歌を歌いたいですね。20代で出来たらいいなと思います。



――SNSなどでは気さくにファンの方にコメントを返していらっしゃいますが、ファンの方との向き合い方という面では、欅坂46時代と比べると、どんな面で変わりましたか?

今泉:より身近な存在に感じてもらいたいなって、ずっと思っているんです。卒業するときに握手会とかで「もう卒業したら会えないんですか?」とか「もう握手会とかやらないんですか?」って、すごく言っていただいたし、泣いて言ってくださる方もけっこういたんですよ。

「そんな悲しい思いをさせたくない!」と思って、卒業してからも定期的にイベントができたらいいなと思ったり。欅坂46を卒業するまでは、SNSをやっていなくて、コメントとかも全然返せなかったので、今は返しています。今までできなかったことを、恩返しというか、皆さんに何か返せたらいいなと思っていますね。
《岸豊》

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