オンキヨーのAI搭載ウェアラブルスピーカーを体験/萌えキャラAIが感情を持つ?……AI EXPOで見てきた注目の展示 | RBB TODAY

オンキヨーのAI搭載ウェアラブルスピーカーを体験/萌えキャラAIが感情を持つ?……AI EXPOで見てきた注目の展示

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AI・人工知能 EXPOが東京ビッグサイトで開催。オンキヨーがネックバンドタイプのウェアラブル・スマートスピーカーを展示している
  • AI・人工知能 EXPOが東京ビッグサイトで開催。オンキヨーがネックバンドタイプのウェアラブル・スマートスピーカーを展示している
  • 初日から賑わう展示会場
  • コンパクトサイズで軽量なVC-NX01
  • 車載用スマートスピーカーのプロトタイプ
  • 装着したボードなどが音の出るスピーカーに変わる、加振器(エキサイター)「Vibtone」シリーズ
  • 最も小型なタイプの加振器
  • 加振器を装着した壁を家中に張り巡らせて、マイクやAIと連結すれば家そのものがスマートスピーカーになる
  • ビッグローブが開発したIoT専用端末

富士ソフトのロボット「PARLO」が一般販売開始へ


 富士ソフトはBtoB向けの商品として2010年の3月に発売したコミュニケーションロボット「PARLO(パルロ)」をAI・人工知能 EXPOに出展。いよいよ今年からBtoC向けの「ギフトパッケージ」としても販売を開始するとアナウンスした。

 人型ロボットのPARLOは本体に3軸加速度・ジャイロセンサーやタッチセンサー、圧力センサーに超音波センサー、さらには画像認識用のカメラなど多彩なセンサーを積んでいる。人の顔をカメラで認識したり、声が聞こえた方向に素速く頭を回転させてユーザーと会話したり、体を動かしながら歌を歌って踊ることなどができる。富士ソフトのスタッフは「発売から今日まで、日本全国1,000箇所を超える高齢者福祉施設で、介護士の方々をサポートするコミュニケーションロボットとして働いている」という。

富士ソフトのロボット「PARLO」
富士ソフトのロボット「PARLO」


頭部にカメラやセンサーを搭載
頭部にカメラやセンサーを搭載


 ギフトパッケージとしての発売時期や価格、販売形態については今回のイベントでは未定とされていたが、主に離れて暮らす高齢の家族にプレゼントして、会話の相手を努めたり見守りサービスを提供するロボットとして魅力をアピールする。ロボットをWi-Fiでインターネットに接続すれば、クラウドを経由してロボットと家族のコミュニケーション履歴をモバイルアプリ「PARLOしゃべリンク」の画面で確認できる機能が提供される予定だ。

「PARLO」の目線が認識する顔情報。感情認識もできる
「PARLO」の目線が認識する顔情報。感情認識もできる


ビッグローブが開発したAndroid搭載IoT専用端末


 ビッグローブはAndorid OSを搭載した名刺サイズのIoT専用端末の試作機を展示した。近く商品としてBtoB向けに発売する計画もあるという製品で、外観の完成度も相当に高かった。

ビッグローブが開発したIoT専用端末
ビッグローブが開発したIoT専用端末


Android OS 6.0を搭載する
Android OS 6.0を搭載する


 ビッグローブが端末の商品企画と設計を担当、通信サービスを提供する。用途提案についてはソフトウェアベンダーのオプティムとパートナーシップを組んで展開していくようだ。

 Android 6.0をベースに、2.8インチの液晶とLTE/WAN/Bluetoothの通信機能、10軸センサーとGPSを搭載している。本体はIPX5/IP6Xの防塵・防水仕様としている。専用SDLを用いることなく、Androidの標準SDKを使ったアプリケーション開発が可能。ブースでは製造現場に携わるスタッフの安全/行動管理や物流、農耕用センサーやモビリティの運行管理などのシステムへの応用を事例として紹介していた。

萌えキャラがAIと融合。今後は“愛情表現”も可能になる?


 モノゴコロは「キャラクターの魅力が活かせるAI」をテーマに開発するバーチャルロボットを今回のイベントに展示している。画面に映像として映し出されるアニメーションキャラクターのリアルな表情の動きと合成音声はブースでも確かに強い存在感を放っていた。

モノゴコロが開発するバーチャルロボット
モノゴコロが開発するバーチャルロボット


 同社のバーチャルロボットはスマホのゲームアプリや、広告用サイネージディスプレイなどに展開できるという。雑貨販売店のヴィレッジヴァンガード渋谷店では“バーチャル店員・渋谷めぐる”として採用実績もあり、人工知能と連動したアニメキャラの渋谷めぐるが店頭のショウウィンドに現れ、来店者におすすめの商品などを、画面の中で動きながら音声と合わせて紹介してくれる。

バーチャルロボットをアプリ化したプロトタイプ
バーチャルロボットをアプリ化したプロトタイプ


ヴィレッジヴァンガードで活躍するバーチャルロボット「渋谷めぐる」
ヴィレッジヴァンガードで活躍するバーチャルロボット「渋谷めぐる」


 モノゴコロでは今後、自然言語処理や認知心理学など多分野のエキスパートと連携しながら、独自のバーチャルロボットに「感情」「愛情」を持たせるための研究にも注力しているという。ユーザーが育成できるシステムを導入した、心を持つリアルなキャラクターが誕生すれば、人とAIとの関わり方に大きな変化をもたらすことになりそうだ。
《山本 敦》

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