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【デジージョ レビュー】新機能「ジェスチャー」で便利になった「Xperia Touch」を堪能中

IT・デジタル スマートフォン
指を見せると画面にポインターが現れます
  • 指を見せると画面にポインターが現れます
  • XPERIA Touch
  • 簡単に持ち運べるほどコンパクト
  • 投写した映像を指で操作できます
  • 上から電源ボタン、カメラ、ボリュームアップ、ダウンボタン
  • 操作したいときは壁まで行かなくてはなりませんでした
  • デジージョ:すずまり(フリーライター)
 世間がスマートスピーカーで盛り上がる最中、我が家にソニーモバイルコミュニケーションズの「XPERIA Touch」がやってきました。実はお借りするのは2回目で、目下堪能中です。

 XPERIA Touchの発売は2017年6月24日からですが、2017年11月9日以降のアップデートで、離れた場所からでもジェスチャーでコントロールできるようになりました。これがかなり便利なのでご紹介したいと思います。

■XPERIA Touchとは

XPERIA Touch
XPERIA Touch


 まずはその前に、私が感じているXPERIA Touchとは何かについて復習しておきましょう。

 XPERIA TouchとはプロジェクタータイプのAndroid端末です。手のひらに載せられるくらいの箱形で、ソニーの小型プロジェクター技術とセンシング技術により、通常のスマートフォンならディスプレイを通じて見るものを、テーブルの上や壁に投写でき、そのまま指で操作できるというのが大きな特徴です。

簡単に持ち運べるほどコンパクト
簡単に持ち運べるほどコンパクト


 人感センサー付きなので、起床時、帰宅時など、入室したときにはすでに画面が点灯している状態。すぐに操作を始められます。

 そのタッチ操作感覚はまったく遅延のないリアルタイムレスポンスを実現しており、さらにマルチタッチにも対応しているので、対戦ゲームなどもできます。

投写した映像を指で操作できます
投写した映像を指で操作できます


 本体を壁から約25cm離して投写すれば、80インチの大画面になるので映画も見られますし、Google Playから好きなアプリケーション、たとえばゲームなどをインストールして使うこともできます。部屋の好きな場所で、どこも汚さずに絵を描くこともできます。

 また、最近スマートスピーカーが話題ですが、XPERIA Touchの中はAndroidなので、Googleアシスタントが使えます。しさらに独自の音声アシスタント機能も備えていて、「ハイ! エクスペリア」と呼びかけると、天気、ニュース、音楽、タイマー、ルート検索、アプリの起動、電話などの操作ができます。

上から電源ボタン、カメラ、ボリュームアップ、ダウンボタン
上から電源ボタン、カメラ、ボリュームアップ、ダウンボタン


■感動したが不満もあった

 1回目にお借りしたとき、自分のライフスタイルをこれまでにないものにアップグレードしてくれるデバイスであると確信。

 しかし同時に不満もありました。我が家では机上ではなく壁に投写するスタイルなのですが、表示した画面の切り替えには、自分が動かなければならなかったからです。

操作したいときは壁まで行かなくてはなりませんでした
操作したいときは壁まで行かなくてはなりませんでした


 特に面倒だったのが音楽や映像コンテンツでした。音楽再生中は音声コマンドを聞き取らない傾向にある上、アプリを起動するまではいいのですが、そもそも再生や停止、画面切り替えを音声で指示できないので、結局なんだかんだでその場にいかなくてはならなかったのです。

 しかも、投影しているのが壁ゆえに、そのまま手を伸ばして操作しようにも、影ができて反応しないことがあります。

 「座ったまま操作できたらいいのに!」と何度思ったことでしょう。そんな切実な声をうけてかどうかは分かりませんが、指を使う「ジェスチャー」が追加されたのでした。(http://www.sonymobile.co.jp/product/smartproducts/g1109/special/entertainment/)

■新たに搭載された機能「ジェスチャー」で悩み解決!

 使い方は簡単。カメラの前で人差し指をしっかり立てて、そーっと上に移動させます。すると画面に丸い点が現れます。それがポインターの役割を果たします。そのまま人差し指を動かすと、動きの通り丸い点が動きます。

指を見せると画面にポインターが現れます
指を見せると画面にポインターが現れます


 クリックしたいときは、ポインターをボタンの上にあわせて、人差し指で押すジェスチャーをします。

 ページめくりなど画面そのものを動かしたいときは、空いたスペースで1度指でつまむような動作をします。ポインターの形が変わったら、そのまま左右にドラッグすると画面が動きます。ただし、サムネイルの一覧ページなどでは、サムネイルの複数選択になってしまうので注意が必要です。

 面白いのはミュートのジェスチャーです。カメラの前で指を唇に当てると、ミュートをオン/オフすることができるのです。これがかなり秀逸。電話が掛かってくるなどして一時的に静かにしたいとき、「シーっ」というポーズをするとその動作だけでミュートがオンになり、もう1度シーっとやるとミュートがオフになります。

 これらのジェスチャー操作が加わって、本当に便利になりました。XPERIA Touchが自分と離れた場所にあることに不都合がなくなりました。



■今後の進化が楽しみなXPERIA Touch

 現在うちの壁掛け時計は外され、XPERIA Touchのアナログ時計だけになっています。ダイニングテーブルに座りながら、天気やニュースをしゃべらせるなど、生活に馴染んできていい感じです。

 でもまだまだ要望はあります。ページや画面の切り替えは、ピンチではなく手のひらを使ったジェスチャーのほうが画像を扱うページで使いやすいと思いますし、音楽再生中の音声認識精度はもっと高めて欲しいです。また、輝度をもう少し上げられたら! というのも要望の1つです。

 ソフトウェアのバージョンアップで対応できないこともあると思いますが、次のバージョンアップでどんな進化をするのか楽しみです。

デジージョ:すずまり(フリーライター)
執筆したデジージョ:すずまり(フリーライター)
《すずまり》
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