不安を感じつつも7割が防犯・防災対策実施せず……セコム調査 | RBB TODAY
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不安を感じつつも7割が防犯・防災対策実施せず……セコム調査

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調査は20代以上の男女計500名を対象に実施。「最近何かに不安を感じているか」という問いには「感じている」31.0%、「どちらかといえば感じている」41.6%と、72.6%が不安を感じていると回答(画像はプレスリリースより)
  • 調査は20代以上の男女計500名を対象に実施。「最近何かに不安を感じているか」という問いには「感じている」31.0%、「どちらかといえば感じている」41.6%と、72.6%が不安を感じていると回答(画像はプレスリリースより)
  • 「不安を感じていること」の内容は「老後の生活や年金」が1位で72.7%、「健康」が2位で64.7%。「地震」は3位で53.2%だが、昨年(43.2%)より1割増加している(画像はプレスリリースより)
  • 今後の治安の悪化や犯罪増加の可能性については、全体で78.6%が「悪化する」と回答。男女別で見ると、女性のほうがより犯罪増加に対する懸念を抱いているという結果に(画像はプレスリリースより)
  • 今後の災害増加や被害拡大の可能性については、全体で84.4%が災害の増加に不安を抱いている。相対的に若い世代や女性のほうがより不安を抱いていることがわかる(画像はプレスリリースより)
  • 防犯対策の有無については、66.8%が「防犯対策をしていない」と回答。防犯対策を行っていない人は昨年より3.8%増加した(画像はプレスリリースより)
  • 防災対策についても67.2%が「防災対策をしていない」と回答。防災対策を行っていない人は昨年より1.6%増加している(画像はプレスリリースより)
  • 最近1年間で不安を感じた事件・事故の1位は「大雨・台風による土砂災害」42.4%、2位が「住宅侵入や路上での殺傷事件」26.4%。この1年では特に大雨・台風などによる自然災害に対する不安を感じた人が多かったようだ(画像はプレスリリースより)
 セコムは27日、20代以上の男女計500名を対象に実施した「日本人の不安に関する意識調査」の結果を発表した。同社は2012年から毎年本調査を実施しており、今回で5回目となる。

 調査は12月9日~11日にかけて、20-29歳、30-39歳、40-49歳、50-59歳、60歳以上の各世代の男女それぞれ50名ずつ、計500名を対象に実施。日本人がどのようなことに不安を抱き、対策を行っているのかについて調査した。

 最近何かに不安を感じていることはあるかという問いには、「感じている」31.0%、「どちらかといえば感じている」41.6%と、72.6%が「ある」と回答。内容は1位「老後の生活や年金」72.7%、2位「健康」64.7%、3位「地震」53.2%で、「地震」への不安は昨年(43.2%)より1割増加している。

 今後の治安悪化や犯罪増加については、「そのように思う」16.8%、「どちらかといえばそのように思う」61.8%と、全体で78.6%が「悪化する」と回答。また災害増加や被害拡大の可能性についても、「そのように思う」17.2%、「どちらかといえばそのように思う」67.2%と、全体で84.4%が災害の増加に不安を持っている。

 その一方で、防犯対策については66.8%の人が、防災対策についても67.2%の人が「していない」と回答。「していない」と答えた人が昨年よりそれぞれ3.8%、1.6%増加しており、不安を抱きながらも防犯・防災対策の意識は低いという傾向が浮き彫りになっている。
《防犯システム取材班/鷹野弘》
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