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【デスクツアー】本人コラボ開発のキーボードを愛用、デスクもDIYする米クリエイティブディレクターのホームオフィス

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DIYで新たにドローイング専用のスペースを新設。
  • DIYで新たにドローイング専用のスペースを新設。
  • 洗練された佇まいのデスク。引き出しは人間工学に基づいて、手前が浅く奥が深い楔形になっている。
  • 引き出し中央にラップトップを収納。奥には排熱のためのスリットがあり、電源ケーブルも通すことができる。
  • デスクの昇降スイッチは、通常は見えない引き出しの下に設置。細部まで美しい仕上げだ。
  • 引き出しの奥にあるパネルを開けると、ケーブル収納スペースが。
  • モニターは、このリニューアルに合わせて購入したApple Pro Display XDRをモニターアームで設置。
  • iPhoneをスタンバイモードで設置しておけるMagSafeスタンドもGrovemadeの製品。
  • GrovemadeのThe Note-Taking Kit。ノートパッドとディスプレイレール、整理棚の三点セットで生産性向上をサポートする。

 Matthew Encinaさんは、米ロサンゼルスを拠点とするクリエイティブディレクター。2021年に独立し、自身の会社「Mod Musings」を立ち上げ、さまざまな企業とのコラボレーションで製品やコンテンツのデザインを行っている。

 この動画では、物理的なプロダクトデザインの仕事が増えたことに伴って、ホームオフィスをリニューアルする様子が紹介されている。動画の前半は、デスクや収納家具をDIYするパートだ。ここでは動画後半の、完成したホームオフィスを紹介する様子を中心に紹介しよう。

本人参加のコラボ開発アイテム、メモキットとキーボードを愛用

 まずはメインのデスク周りから。無垢のホワイトオークを天板にした昇降式デスクは、ハイクオリティなデスクアイテムで高い人気を誇るGrovemadeのもの。上質なデザインや細部の仕上げもさることながら、機能性にも注目だ。

洗練された佇まいのデスク。引き出しは人間工学に基づいて、手前が浅く奥が深い楔形になっている。

 天板下には左右幅いっぱいの引き出しがあり、ウールフェルト素材の仕切りがはめ込まれている。引き出しの中央はラップトップを収納できるようになっており、MatthewさんはM3 Max搭載のMacBook Proをここに置いている。

引き出し中央にラップトップを収納。奥には排熱のためのスリットがあり、電源ケーブルも通すことができる。
デスクの昇降スイッチは、通常は見えない引き出しの下に設置。細部まで美しい仕上げだ。

 さらに、天板下のパネルの裏は電源タップとケーブルを収納するスペースになっている。デスクの外見は、電源タップのケーブル1本のみが脚に沿って出ている状態だ。デスク上の各デバイスへは、天板のスリットを通して配線が可能だ。

引き出しの奥にあるパネルを開けると、ケーブル収納スペースが。

 デスクと一体化したデザインのデスクシェルフも、Grovemadeの製品だ。ノートや鉛筆、MacBookに外部機器を接続するためのドックなどがスッキリ収納されている。

モニターは、このリニューアルに合わせて購入したApple Pro Display XDRをモニターアームで設置。
iPhoneをスタンバイモードで設置しておけるMagSafeスタンドもGrovemadeの製品。

 そしてデスクの上にあるのは、MatthewさんとGrovemadeのコラボによってデザインされたThe Note-Taking Kitだ。「記録・確認・保存」を追求し、2年をかけた製品の開発プロセスが別の動画で紹介されている。

GrovemadeのThe Note-Taking Kit。ノートパッドとディスプレイレール、整理棚の三点セットで生産性向上をサポートする。

 もう一つ、Matthewさんが共同でデザインしたアイテムがデスクの上に置かれている。キーボードブランドMode DesignsとのコラボによるEncoreキーボードだ。ウッドとアルミニウムというユニークな素材の組み合わせに、キーキャップや打鍵感、音までカスタマイズ可能という、こだわり派向けの一品だ。こちらも開発プロセスの動画が公開されている。

クラシカルなフォルムに独特の素材感。メカニカルキーボードに取り憑かれた元エンジニアが立ち上げたブランドとのコラボ製品だ。

理想的なドローイング専用デスクとライトをDIY

 Matthewさんは、今回のリニューアルで部屋にドローイング作業用のスペースを新設した。PCデスクとは別に、アイデアに集中できる広い作業スペースを作るため、専用デスクをDIYで作る様子が動画の前半に収められている。

DIYショップで合板を購入し、ドローイング用デスクを自作。電動工具はマキタのバッテリーシステムシリーズを愛用する。
描くことに集中できるプレーンなデスク。壁にはフェルト製の吸音タイルを取り付け、マグネット式ピンでスケッチを掲示。

 完成したデスクは2フィート×8フィート(約60cm×2.4m)と広く、右側の一部は天板が上に開いてスケッチ道具などを収納できるようになっている。その下は引き出し式の収納棚。重要な書類は左側に置いたキャスター付きキャビネットに収納している。

デスク右側の天板を上に開くと、浅い物入れになっている。デスクの上にものを置かずに使える工夫だ。
キャビネットは既製品だが、デザインや素材感がDIYのデスクとマッチ。

 デスクの上にある収納棚には、古いフィルムカメラなど趣味のアイテムをディスプレイ。下にはデスクを照らすライトボックスが取り付けられている。このライトボックスもDIYで作ったものだ。

ライトボックスのフレームを組み、内側にPhillips Hueのライトリボンを貼り付けて、布でカバー。柔らかな拡散光で手元を照らす。
室内の他の照明もPhillips Hueシステムで統一されているため、アプリを使って全体の調光が可能。

すごい物量をキレイに収める、収納テクにも注目

 ドローイングデスクの反対側にはクローゼットを改修して作った工作スペースがある。コンパクトな3Dプリンタが置かれ、工具類はIKEAのペグボードを使って壁収納。上部のキャビネットの半分には書類、もう半分にはネットワーク機器が収納されている。

クローゼットを改修した工作スペース。3Dプリンタの臭い対策として空気清浄機を設置。
ルータなどのネットワーク機器を作業台の上の棚に収納。熱がこもるのを防ぐため、引き戸を開けたらメッシュ板で目隠し。
部屋に置かれた観葉植物の花瓶は、Matthewさんがデザインし、3Dプリンタで出力したものだ。

 デジタルからフィジカルまで、仕事の幅に応じて作業スペースや所有するアイテムも多岐にわたるMatthewさん。作業台の下やキャスター付きのチェスト、自作のキャビネットなどを活用して、大量のアイテムをうまく収納している。

《笠井美史乃》
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