ドローンによる津波の状況確認&避難広報!仙台市で実証実験 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ドローンによる津波の状況確認&避難広報!仙台市で実証実験

IT・デジタル その他
今回の実証実験では、ドローンを使った津波監視や、避難指示などを周知させるための広報活動における検証を行った(画像はプレスリリースより)
  • 今回の実証実験では、ドローンを使った津波監視や、避難指示などを周知させるための広報活動における検証を行った(画像はプレスリリースより)
  • 使用されたブイキューブロボティクス・ジャパンの大型ドローン。高出力スピーカーを搭載しており上空からの避難指示を可能とする(画像はプレスリリースより)
 ブイキューブロボティクス・ジャパンは8日、仙台市が実施した「ドローンを活用した津波避難広報の実証実験」に参加したことを発表した。

 実証実験は津波状況の確認や避難指示などが出た場合の周知・広報にドローンを活用するもので、5日に仙台市若林区深沼海岸で行われた。

 津波状況の確認にドローンを使用することで、従来の定点カメラでは難しかった柔軟な情報取得ができ、津波の危険性があった場合には、従来の巡回による避難指示などの広報よりも効率的かつ、広範囲に周知することが可能だ。

 また、今回の実証実験では、高出力スピーカーを搭載した大型ドローンを使用することで、避難広報担当者が危険地域に近づかずにドローンから避難広報を行うことが可能な点も実証できたそうだ。

 ちなみにこうしたことはヘリコプターでも行えるが、一方で機体数が少なく即時性が厳しいという問題があり、ドローンを活用した被災状況把握と避難指示は大きな可能性を秘めている。
《防犯システム取材班/小池明》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top