パーキンソン病患者の外出をサポートする歩行介助杖とは? | RBB TODAY

パーキンソン病患者の外出をサポートする歩行介助杖とは?

IT・デジタル ハードウェア

レーザー光を照射する筐体を装着した杖となっており、杖をつくと踏み出し線が照射される(撮影:防犯システムNAVI)
  • レーザー光を照射する筐体を装着した杖となっており、杖をつくと踏み出し線が照射される(撮影:防犯システムNAVI)
  • レーザー光を照射する筐体部分。充電式で連続使用時間は約6時間となっている。レーザー光は緑色にすることで昼夜を問わず高い視認性を維持している(撮影:防犯システムNAVI)
  • 杖をつく角度や傾きがあっても踏み出し線はぶれることなく照射されるとのこと(撮影:防犯システムNAVI)
 パーキンソン病や認知症、すくみ足などが原因で歩行に困難が伴う人にとって、一歩目を踏み出すためには、目安となる線が必要になるという。

 自宅や福祉・医療施設の中であれば、そうした線を引くことも可能だが、外出先ではそうした線を引くことは現実的には難しい。そこで生み出されたのが、東興電気(トーコー)の「歩行介助杖」だ。

 東京ビッグサイトで開催されていた「中小企業 新ものづくり・新サービス展」の同社ブースで、発売前の製品がデモ展示されていたので紹介していこう。

 システムの概要としては、杖をつくと同時に踏み出し線が緑色のレーザー光で描かれ、歩行困難者の一歩目の踏み出しをサポートする。杖には傾き補正機能を備えているので、つき方の角度のバラツキや傾きがあっても、しっかりと踏み出し線が進行方向上に維持される。

 これまでは、サポートを必要していた外出も、同製品を使うことで1人でもできるようになって欲しいという思いが込められているという。

 2016年中の発売を予定しており、杖自体はカーボン製で565g、全体寸法は800~950mmで調整可能とのこと。レーザー光に関しては充電式で連続6時間の使用が可能だ。
《防犯システム取材班/小菅篤》

関連ニュース

特集

page top