実証を重ねて利便性アップ!見守りサービス「otta」の今 | RBB TODAY
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実証を重ねて利便性アップ!見守りサービス「otta」の今

IT・デジタル セキュリティ
「CEATEC JAPAN 2016」のottaブース。「otta」の現行サービスの紹介に加えて、今後の発売が予定される各種製品がお披露目された(撮影:防犯システム取材班)
  • 「CEATEC JAPAN 2016」のottaブース。「otta」の現行サービスの紹介に加えて、今後の発売が予定される各種製品がお披露目された(撮影:防犯システム取材班)
  • 「otta」アプリと防犯ブザー型見守り端末「otta.b」のデモ展示。アプリを利用している“見守り人”によって取得された情報を元に保護者は子供の居場所を知ることができるサービスとなる(撮影:防犯システム取材班)
  • 防犯ブザー型見守り端末「otta.b」(左)と防災ホイッスル型の見守り端末「otta.w」(右)。子供が身につけやすいようなデザインとサイズとなっており、ランドセルなどにキーホルダーのように付けることも可能だ(撮影:防犯システム取材班)
  • 受信端末でもあり、通信端末でもある見守り基地局「otta Home Wi-Fi」は、固定設置を想定した製品(撮影:防犯システム取材班)
 防犯ブザーと位置情報端末として使える携帯型の端末を使った見守りサービス「otta(おった)」は、福岡に拠点を構えるottaが2014年11月にベータ版を発表して以降、西日本を中心に数多くの小中学校でのテスト運用の実績を重ねてきたサービス。

 現在、子供の見守りを想定したサービスは、各社が続々と参入している状況にあるが、「otta」はそうした見守りサービスのフロントランナーと言える製品の1つだ。



 その「otta」が「CEATEC JAPAN 2016」にて、今後発売を予定している関連製品の数々を展示していたので紹介していくことにしよう。



 そもそも「otta」自体がどういう製品なのかということから説明していくと、防犯ブザーとしても使うことができる携帯型端末「otta.b」が、「otta」のアプリをインストールしている人(見守り人)の近くを通ると位置情報の履歴を記録し、保護者は、その履歴を集約した子供の位置情報を見ることができるというもの。

 「otta」のアプリをインストールしている人が増えれば、それだけ見守りの目は細やかなものとなり、小学校や中学校が学校単位で導入すれば、保護者や地域の人たちがアプリをインストールすることで、地域全体での見守りが可能になる。

 昨今では、知らない大人が子供に声をかけると誤解を受けかねないご時世だが、「otta」なら、声をかけることができない状況でも子供の近くを通るだけで地域ぐるみの見守りに貢献できることになるワケだ。

 そんな「otta」に新たにラインナップされるのが、防災ホイッスル型の見守り端末「otta.w」と自宅などへの固定設置を想定した見守り基地局「otta Home Wi-Fi」だ。

 「otta.w」なら、大災害発生時にどこかに閉じ込められた際に位置情報を発信しつつ、ホイッスルでも居場所を知らせることができるのが特徴で、ブザータイプだと電池の消費も気にする必要が出てくるが、ホイッスルなら何度使っても電池の消費は心配ないのも魅力だ。



 そして見守り基地局「otta Home Wi-Fi」は、コンセントに同機をさすだけで設置可能な基地局で、自宅に子供が帰ってきた時に帰宅を検知し、保護者への通知を行ってくる機器となる。自宅に限らず、駄菓子屋さんや学習塾などにも設置されてくれば、子供のチェックイン&チェックアウト端末としても活用できる。



 なお、「CEATEC JAPAN 2016」での展示はなかったが、会場で配られていた資料には、高齢者向け見守り端末の開発も記されていた。

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《防犯システム取材班/小菅篤》
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