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IKEAのAR機能搭載アプリ、デザイン一新! 約230点の家具をバーチャルコーディネート

IT・デジタル スマートフォン
AR機能により、あたかもそこに家具があるような映像を目にできる
  • AR機能により、あたかもそこに家具があるような映像を目にできる
  • 新しい家具は、部屋の雰囲気に合う? 家具購入者のそんな悩みを解決すべく、IKEAでは専用アプリを提供する
  • 都内では23日に事業戦略説明会が開催された。2016年8月1日にイケア・ジャパン 代表取締役社長に就任したばかりのヘレン・フォン・ライス氏が登壇している
  • 2017年度の電子カタログ。AR機能を実装したアプリを利用できる
  • 従来のアプリに比べ、グラフィックが大幅に改善。質感がとてもリアルになった
  • リリース時は約15カテゴリ、約230点の家具で利用できる
  • 家具は任意に移動・回転させることも可能
  • 写真撮影モード。家族に新しい家具を相談する際にも、部屋に設置したイメージを共有できる
 北欧発の家具メーカー「IKEA」の2017年度の電子カタログでは、スマートフォンのAR(拡張現実)機能を使ったサービスにより、あたかもそこに家具があるような映像を視聴できるようになっている。

 新しい家具を購入するとき、部屋の雰囲気に合うのかイメージを膨らませる必要がある。そこで色、大きさ、柄などに気を付けて想像するが、実際はなかなかうまくいかないものだ。家具購入者のこうした悩みを解決すべく、IKEAでは2年ほど前からAR機能を実装したアプリを提供してきたが、今回、そのデザインが一新。事業戦略説明会に登壇したイケア・ジャパン 代表取締役社長のヘレン・フォン・ライス氏は「IKEAの家具を部屋に置いたらどうなるか、230の商品で試せる。消費者の皆様、とりわけ若い方にご支持いただける機能になった」と自信を込めて紹介した。

 会場ではデモを実施。ソファ、テーブル、棚など約15カテゴリの中から好みの商品を選んでタップすると、目の前に商品が出現するユニークな仕掛けだ。日本語版の電子カタログがリリースされる8月30日の時点では、約230点の家具で利用できる。商品は順次追加されていく予定。今後1年で500点ほどの商品で利用できるようになる見込みだという。

 アプリでは、床に置かれたカタログ冊子を認識することで家具の大きさや角度などを調整している。なお、手許にカタログ冊子がない場合でも、利用者が任意で回転・拡大・縮小することで家具を好きな場所に配置できる。アプリには写真を撮影できるモードも搭載。例えば家族に新しい家具を相談する際にも、部屋に設置したイメージを共有できる。

 従来から提供してきたアプリに比べ、グラフィックが大幅に改善された。以前は家具の色と形と大きさを確認できる程度だったが、新しいカタログでは質感がとてもリアルになっている。また、データ量を改善したことでデータのダウンロード時間も短くなった。対応端末はAndroid / iOSで、スマートフォン / タブレットの両方で利用できる。9月末以降にはApple TVにも対応する予定だという。

《近藤謙太郎》
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