集まれ、ネット動画好き! YouTubeやNetflixがサクサクに観られる方法を試してみた | RBB TODAY

集まれ、ネット動画好き! YouTubeやNetflixがサクサクに観られる方法を試してみた

IT・デジタル 回線・ブロードバンド

■ネットで動画を観るのが日常的に

 昨年はVOD(ビデオ・オン・デマンド/動画配信サービス)元年がやってきたと言われ、海外からはNetflixやAmazonなど大物サービスが日本に上陸。パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット、そしてインターネットにつながるスマートテレビでも手軽に観られるようになったことからリビングのテレビでインターネット配信による動画コンテンツを楽しむ人も増えてきた。


動画配信サービスの普及もあり、ドラマや映画、スポーツなどネット上で動画を観るのが当たり前に


 インターネット上で動画を観る機会が増え、視聴時間が長くなると、やはり気になるのが視聴環境だ。ただ、せっかく苦労して環境を整えた光回線であっても、昨今では時間帯などによってネットが混雑してしまい、ユーザーの間で問題視されている。そうした状況はどうして起きてしまうのか。通信方式に目を向けてみると、ほとんどのサービスで使われている「IPv4 PPPoE」は混雑が激しいが、その一方で、その混雑を回避できると言われるのが「IPv6 IPoE」と呼ばれる通信方式だ。

■動画コンテンツの視聴環境を向上する「IPv6 IPoE」とは?

「IPv6 IPoE」と「IPv4 PPPoE」の違い


 従来から使われている通信方式なのが「IPv4」だが、前述の通り、利用者が増えることで混雑が問題になるなど、利便性が下がるデメリットもある。そうした状況に伴い、新たな通信方式として「IPv6」の利用が進められている。

 「IPv6」では、従来の「PPPoE」ではなく、「IPoE」という通信方式が選べる点がメリットだ。つまり、混雑が激しい「IPv4 PPPoE」を使わずに済むため、より快適に動画が視聴できることになる。

 また、「IPv6 IPoE」の長所は、PPPoEに比べて、設備の拡張性が高く、今後の利用者増にも対応できる点だ。ポピュラーなサービスとしては、GoogleがIPv6に対応しているほか、動画配信サイトでは、無料で楽しめるYouTubeのほか、有料サービスのNetflixがあり、意外にも身近なサービスですでに導入されている。

■IIJmioひかり「IPoEオプション」を体験してみた

 今回は、このIPv6によるインターネット接続サービスを体感すべく、光回線サービス「IIJmioひかり」の追加サービスとして提供されている「IPoEオプション」を実際に体験してみたので、その模様をお届けしたい。

 2015年の春からIIJが提供を開始した「IIJmioひかり」は、NTT東西とのコラボレーションによるフレッツ光回線を使った家庭向けのインターネット接続サービス。ここに、今年の4月から新しく加わった「IPoEオプション」のサービスを追加することで、より速く、安定したインターネット接続が可能になり、動画視聴などがサクサクと楽しめるようになるという。

「IIJmioひかり」の追加サービスとして提供されている「IPoEオプション」を実際に体験



 基本的な通信品質が安定しているIIJmioひかりのサービスに、IPoEオプションを足せば鬼に金棒。例えば夜間にトラフィックが集中する時間帯でさえ、快適なインターネット接続が使える。IIJmioひかりでは、基本機能としてIPv4 PPPoE による通信に対応しているため、IPoEオプションを利用することで、IPv6とIPv4の双方の接続環境が利用できるようになるから安心だ。

 IIJmioひかりの「IPoEオプション」の実力を体験するため、ネットワーク環境を準備し、筆者のMacBookで接続してみることに。まずはIPv6対応であるIIJのWebサイトに訪れてみたところ、トップのアイコンに「Connected via IPv6」と表示され、現在IPv6ベースでつながっていることが確認できた。この状態で通信速度を測定してみたところ、下りで約800Mbpsを超える数値をたたき出した。驚くべきスピードだ。

 今回、MacBookでYouTubeに公開されている4K動画をはじめ、さまざまな動画を視聴してみたが、驚くほどに再生の立ち上がりが素早く、視聴開始後も映像が途切れたり、乱れが発生することがなかった。日ごろの動画再生よりもかなりスムーズでストレスフリーだ。Netflixでもやはり同じく操作性は快適で、再生詰まりもなく、高画質をキープしてくれる。パソコンだけでなく、スマホで視聴してみてもすごく安定していた。


「IPoEオプション」を使ってYouTubeを視聴。快適に楽しめた



 1時間を超えるドラマや映画コンテンツを再生中に何度もエラーが発生してしまうと、せっかく映像の世界に没入しながら味わっていた高揚感が一気に冷めてしまう。今後も動画配信ではより高精細な4K映像が主流になっていくだろうし、音楽ではCDを超えるハイレゾ品質のストリーミングサービスも現れはじめている。オンラインゲームの人気にもますます拍車がかかっている。どんなオンラインコンテンツも一段と気持ち良く楽しむためには、大容量のデータを安定して伝送できる環境の余裕が必要だ。IIJmioの「IPoEオプション」は、まさに目に見えるかたちで高い効果を実感させてくれた。

■「DS-Lite」利用でさらに快適に。格安SIMとのセット割も

 前述の通り、「IPv6 IPoE」の環境を整えれば、対応サービスであるYouTubeやNetflixが快適に視聴できるようになる。では、それ以外の非対応サイトはそのままになってしまうのかというと、その問題はDS-Lite対応のルーターを導入すると解決する。つまり、DS-Liteという仕組みを利用することによって、IPv4の通信にもIPoEを使えるようになり、非対応サイトの視聴も向上するというわけだ。IIJmioひかりの「IPoEオプション」を契約していれば、DS-Liteはそのまま使えるので、より快適性を求める場合、検討してみるのもいいだろう。なお実際に、RBB SPEED TESTのユーザー測定データを確認してみたところ、通常のIIJmioひかりでも申し分ないスピードが出ているが、DS-Lite利用ではさらに快適性が増していることが分かる。





DS-Lite対応のルーター「WXR-1750DHP」(バッファロー製)



 IIJmioひかりのIPoEオプションは月々800円(税別)で提供されている。現在は利用開始から2ヶ月間が無料になるキャンペーンも実施中だ(※8月31日まで)。申し込みはIIJのホームページから受け付けている。IIJmioひかりから新規に申し込む場合は、光回線の工事を実施して、開通と同日にIPoEオプションによる快適な通信が使えるようになる。すでにIIJmioひかりを利用している場合は、契約の混雑具合にもよるが、およそ申し込みから2~3日でオプションサービスが利用可能になるようだ。

 IIJmioひかりの基本サービスにIPoEオプションを加えても、毎月4,760円(マンションタイプ(集合住宅向け)の場合)から利用ができるので、現在使っているインターネット接続サービスのランニングコストと比較して、お得なら乗り換えを検討するのもアリだと思う。またIIJが提供する格安SIMの「IIJmio 高速モバイル/D」とセットで契約すると、IIJmioひかりのサービスがさらに割引料金で利用できる「mio割」も要チェックだ。

格安SIMとのセット「mio割」も(※8月31日まで)



 IIJでは既存のインターネット環境では動画がつながりにくい、映像が観づらいといったユーザーの声を受け止めて「IPoEオプション」のサービスを立ち上げ、以来ユーザーからとてもよい反響を得ているという。インターネット接続はもちろんスピードも大事だが、これから映像などエンターテインメントコンテンツのリッチ化が進むほど、何よりも安定してコンテンツのストリーミングができることの価値に注目が集まってくることは明らかだ。これを機に筆者も自宅のネットワークの高速化・安定化できるIIJmioひかりに乗り換えて、快適な視聴環境を手に入れたくなってしまった。


<関連サイト>
・IIJmioひかり
・2ヵ月無料キャンペーン実施中!IIJmioひかり「IPoEオプション」(※8月31日まで)
《山本 敦》

関連ニュース

特集

page top