建築現場などで作業効率化&事故防止可能にする情報共有端末 | RBB TODAY

建築現場などで作業効率化&事故防止可能にする情報共有端末

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「U-BOX」は、カメラとヘッドセットをヘルメットに装着することで、ハンズフリーでの映像伝送、音声通話などを行うことができる(撮影:防犯システム取材班)
  • 「U-BOX」は、カメラとヘッドセットをヘルメットに装着することで、ハンズフリーでの映像伝送、音声通話などを行うことができる(撮影:防犯システム取材班)
  • 最大8人を同時接続できる「Uメイト」のシステムを構築するセットを並べた展示。カメラはBluetoothでスマホと直接接続させる(撮影:防犯システム取材班)
  • 「Uメイト」をヘルメットに装着したところ。ヘッドセットもあるのでハンズフリーで作業に専念できる(撮影:防犯システム取材班)
  • GPSでカメラ装着者の場所も地図上でリアルタイムに表示できるので、作業員の状態管理、異常発生時の救助なども迅速に行うことができる(撮影:防犯システム取材班)
 保守・点検作業は、時に現場だけでは判断がつきかねる状態もあり得る。そんな時にリアルタイム映像を遠隔地の責任者や専門家に送ることができれば、メンテナンスやトラブルの対応も速やかに進めることも可能だ。

 谷沢製作所は、22日まで東京ビッグサイトで開催された「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2016」と同時開催の「プラントメンテナンスショー」に、リアルタム情報共有システム「U-BOX」と「Uメイト」をデモ出展した。

 「U-BOX」は、作業用ヘルメットなどに装着することを想定した製品で送信端末となる本体と、カメラ、マイク・ヘッドセット、バッテリーで構成されている。カメラは、IP67相当の防水・防塵を性能を有した30万画素カメラを採用。

 現場の作業員は、U-BOXが1台あれば、管理者側との音声通話を行ったり、現場映像の送信、さらには作業者の位置情報の送信、警報の送受信をハンズフリーで行うことが可能だ。

 警報の使用例としては、熱中症や何らかの事故で作業員が倒れて動けないといった場合に、センサーによる異常の検知で管理者に知らせることができる。

 通信に関しては、Wi-Fiまたはモバイル回線を利用する。

 続いて「Uメイト」は、通信にAndroidスマートフォンを利用したシステムで、専用アプリからBluetoothを介して、カメラと接続し、映像と通話を可能にする。構成は、カメラのみで、別途ヘッドセットやスマートフォンを用意して利用する形だ。

 カメラ本体は、IPX5相当の防水性能を有しており、30万画素のカメラを採用。

 管理者側は1グループ当たり、最大8台のカメラを同時接続して情報をリアルタイムで確認できる。

 防災や防犯などでの利用も想定できそうな製品ではあるが、消防や警察などの公的機関が使うのであれば、セキュリティ面や通信の安定性などを考慮していく必要があるという。

 そのため、想定しているのはあくまでも建設現場や各種作業現場で、そうした現場での安全管理や作業効率化を目的とした製品となるそうだ。
《防犯システム取材班/梅田勝司》

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