ALSOK「地域の見守りネットワーク構築」、香川で実証実験 | RBB TODAY

ALSOK「地域の見守りネットワーク構築」、香川で実証実験

 ALSOKは5日、BLE(Bluetooth Low Energy)タグとスマートフォンなどとの通信を利用した位置情報提供システムを開発したことを発表した。

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システムのイメージ図。タグを持つ高齢者と、アプリをインストールした端末を所持したボランティアがすれ違った際に匿名の位置情報を取得。履歴も確認できる(画像はプレスリリースより)
  • システムのイメージ図。タグを持つ高齢者と、アプリをインストールした端末を所持したボランティアがすれ違った際に匿名の位置情報を取得。履歴も確認できる(画像はプレスリリースより)
  • 実証実験の期間は2016年4月~2017年3月の予定。対象エリアはさぬき市全域だが、実験当初は地域を限定してスタートし、タグの配布数も50個から順次拡大していく(画像はプレスリリースより)
 ALSOKは5日、BLE(Bluetooth Low Energy)タグとスマートフォンなどとの通信を利用した位置情報提供システムを開発したことを発表した。

 同システムは「地域の見守りネットワーク構築」支援を目的としたもの。その第一弾の取り組みとして、香川県さぬき市、及び同市内に本社を構える介護シューズ大手の徳武産業と共同で、4月から実証実験を行う予定だ。

 ALSOKが開発するBLEタグ「みまもりタグ」を携帯した高齢者と、専用アプリ「みまもりタグアプリ」をインストールしたスマートフォンなどを持つ地域ボランティアがすれ違った際に、スマートフォンの位置情報を取得する。

 「みまもりタグ」にはALSOKグループの介護事業を通じて、高齢者が携帯しやすくするための意見を集約。小型軽量で1年以上電池が持つ設計に加え、警備事業で培った無線通信ノウハウを活かし、BLE電波の弱点と言われてきた「雨天等の周辺環境による電波強度の減退」の影響を軽減する仕組みも搭載している。

 「みまもりタグアプリ」は位置情報の提供や捜索の依頼など、原則として個人情報のやり取りをしなくても実現できる仕組みを採用。高齢者の捜索依頼に伴う情報のやり取りは全てALSOKのコールセンターを通して行われ、保護者とボランティアが直接接触することはない。

 徳武産業は高齢者見守りシステムの共通課題である「高齢者にどのように携帯してもらうか」を解決するため、介護シューズトップシェアのノウハウを活かして「みまもりタグ」を内蔵できる靴を開発。タグを内蔵しても違和感が少なく、BLE電波の減退も最小限にできるという。

 実証実験の期間は2016年4月~2017年3月、対象エリアはさぬき市全域。今後は実証実験を通じてシステムの機能向上を図りつつ、さぬき市のほかにも複数の自治体の協力を得て実証実験エリアを拡大し、2016年度内の全国展開を目指す。
《防犯システム取材班/小菅篤》

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