画質や装着性も進化!エプソンのスマートグラス“MOVERIO”新モデル初披露【MWC 2016 Vol.33】 | RBB TODAY

画質や装着性も進化!エプソンのスマートグラス“MOVERIO”新モデル初披露【MWC 2016 Vol.33】

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エプソンがMWC 2016の会場で発表したスマートグラス“MOVERIO”新製品のプロトタイプ
  • エプソンがMWC 2016の会場で発表したスマートグラス“MOVERIO”新製品のプロトタイプ
  • 本体はスリムで軽量に。カメラユニットも有効画素数が30万から500万にステップアップする
  • 左側が前機種のBT200
  • 十字キーが付くコントローラー
  • 偏光パネルに有機ELのプロジェクションユニットから映像が映し出される仕組みだ
  • エプソン独自開発の有機ELデバイス
 「MWC 2016」(スペイン・バルセロナ)に出展するセイコー・エプソンが、スマートグラス“MOVERIO”の最新モデルのプロトタイプを会場で発表した。

 エプソンのスマートグラス“MOVERIO”は2011年に最初のモデルが発売されてから、基幹モデルとしてはこれで第3世代となる「BT-300」が開発中であることが明らかになった。MWCの会場には映像が視聴できるデモ機が並び、シースルータイプのスマートグラスによる映像を確かめに訪れる来場者が大勢ブースに集まっていた。

 前機種「BT-200」から大きく変わったところは、エプソンが独自に開発した0.43型の、解像度1280×720画素、小型・高精細カラーシリコン有機ELがディスプレイとして採用されたこと。デバイスの10万対1という高コントラスト性能を活かした、シャープで透過性の高い映像を実現する。同社のスタッフは、「通常の映像で黒色にあたる部分が“映像光ゼロ”の透明で表現されるようになるので、シースルーレンズの向こう側に見える実風景に対して、映像が浮かび上がってみえるリアリティがさらに高まる」とそのメリットを説明している。映像については輝度も前機種比で約3~4割アップしている。

 本体は見比べても明らかな通り、前機種よりもさらに小型でスリムになった。鼻あての部分が一般的なメガネに近く、角度調整がしやすいパーツに変更されているので、筆者もかけ心地を試してみたところ安定感が高まった手ごたえを感じた。

 ほかにもメガネ部分はポータブル用途を想定して雨にぬれても大丈夫なよう防的仕様をめざして開発が進む。一体のセットになるコントローラーは、プラットフォームにAndroid 5.1を採用予定。従来機から採用するトラックパッドのほか、ソフトウェアキーボードの操作時などに役立つ十字・決定キーも新たに設けた。モバイル端末との連携方法や視聴できるコンテンツの概略は従来通りとなる予定だが、新たにBLEに対応するので、スマートウォッチに直接つないでコントロールも可能になるかもしれない。

 ブースでは絵画を端末でのぞき込むと、描かれている鳥が動き出す動画を重ね合わせて楽しめる映像などにより、ブラッシュアップされた新しいMOVERIOの実力を確かめることができた。
《山本 敦》

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