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【マラソン×ウェアラブル(Vol.1)】エプソンの「WristableGPS」、基本機能をチェック

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エプソンのランニングウォッチ「WristableGPS」シリーズでは最新モデルとなる「SF-810」
  • エプソンのランニングウォッチ「WristableGPS」シリーズでは最新モデルとなる「SF-810」
  • クレードルに接続すると、記録したトレーニングログをクラウドサービス「NeoRun」に送信
  • クラウドサービス「NeoRun」。日々のランニング距離がカレンダーに表示される
  • 脈拍数や移動経路など、トレーニングログをグラフと地図などで確認
  • さらに、消費カロリーや歩数、スピードといった細かいログも確認できる
  • スマートフォン向けアプリ「Run Connect」
  • Bluetoothで接続することで、トレーニングログのアップロードなどが行える
  • もちろんトレーニングログの表示も可能
 ウェアラブル端末のひとつとしてリストバンド型の活動量計も様々な機種が出そろった。GPSで移動経路を記録し、歩数や消費カロリーを計測するこのデバイスは、今やトレーニングのパートナーとして欠かせないアイテム。中でも、国産モデルとして注目を集めているのが、エプソンのランニングウォッチ「WristableGPS」シリーズだ。

 14年10月に発売されたシリーズ最新作の「SF-810」では、エプソンが独自開発した高精度脈拍センサーが内蔵された。これは、ウォッチの裏面にセットされた脈拍センサーから、皮膚内の血管へとLEDライトを照射。光を吸収するヘモグロビンの性質を活かして、反射光の多寡で脈拍を計測するという仕組みだ。更に、角度制限フィルター、多層薄膜フィルターを内蔵することで、センサーの読み取り精度を向上。ダブルセンサーによる毎秒計測によって、ランニングのような激しい動きが予測される状況下でも、正確に心拍を計測できる。

 脈拍センサーが内蔵されたことで、ランナーは胸ベルトなどを装着することなく、お手軽に心拍トレーニングが行えるようになった。ちなみに、ここでいう心拍トレーニングとは、心拍数をリアルタイムで確認しながら運動強度をコントロールするというもの。最大心拍数に対して60%から70%を維持することで脂肪を燃焼、70%から80%を維持することで持久力の向上というように、目的に合わせて効率よくトレーニングが行える。

 更に、「SF-810」では目標を達成したり、一定のペースを保ってトレーニングできるように様々な機能が搭載された。そのうちの1つ、「目標ペース」機能では1kmあたりの目標タイムを登録することで、それより遅れたペースで走るとアラームと振動で通知してくれる。更に、「オートラップ」機能が指定距離ごとのラップタイムを自動で測定。一方で、時間を決めてトレーニングをしたい場合には、「ターゲット」機能にタイムを登録すればOK。指定の時間が経過すると、アラームとともに走行距離や消費カロリーを表示してくれる。

 そして、トレーニングが終了した後には、一般的なウェアラブル活動量計と同様に、運動ログがスマホやパソコンで確認できる。データは同社のクラウドサービス「NeoRun」で管理されており、スマホでは専用アプリに、パソコンではブラウザーに走行距離をカレンダースタイルで表示。更に、詳細画面に移行すると、時間経過にともなう心拍数や走行距離、標高、ピッチ、ストライドがグラフ化される。

 これらのグラフとともに、タイムや走行距離、平均ペース、消費カロリー、ピッチ、ストライド、歩数、スピードなどなど、トレーニング中に「SF-810」が測定した全データをクラウドで管理。更に、マラソンなどでは内蔵GPSが記録した移動経路が地図に表示され、計画的な運動を心掛けられるとともに、トレーニング後の達成感を大いに満たしてくれるというわけだ。

 その他では、USB接続のクレードルが付属され、パソコンに接続すると充電とともに、メモリーしたデータをネットへと送信。バッテリーはGPSと脈拍センサーを有効にした状態で、最大20時間まで利用できる。GPSが準天頂衛星「みちびき」に対応しているのも国産ならではの魅力で、ビルの多い街中でもスムーズな計測が可能だ。普段は時刻を表示しておけるので、時計代わりに持ち歩き、階段などで息が切れたかな? と思ったら心拍数をチェック。これで、トレーニングによって心肺機能が強化されているのを、リアルに体感できるようになる。

 Apple Watchの登場などによって、ウェアラブルなライフロガーの人気が本格化すると予測される2015年。そんな中でも、特にフィットネス機能に関心を持っている人は、「SF-810」をセレクトして、日々のトレーニングに励んでみてはどうだろう?
《丸田》
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