歯ブラシにモーションセンサー!? スマホ連携で高効率な歯磨きに【MWC 2016 Vol.48】 | RBB TODAY
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歯ブラシにモーションセンサー!? スマホ連携で高効率な歯磨きに【MWC 2016 Vol.48】

IT・デジタル 周辺機器
P&Gが次世代のハイエンド電動歯ブラシ「Oral-B GENIUS」を展示
  • P&Gが次世代のハイエンド電動歯ブラシ「Oral-B GENIUS」を展示
  • スマホアプリとの完全連動を実現
  • スマホのカメラで顔の位置を正確に記録して、その情報を元に歯ブラシの位置をトラッキングしていく
  • 磨き残しが発生しないよう、口の中を6つのブロックに分割する
  • 磨き終わった場所は青から白に色が変わる
  • ゲーム感覚で歯磨きを楽しむチャレンジモードも
  • 歯ブラシの部分に圧がかかると根元のLEDが赤く光る
  • バッテリーパックにもなる専用ケース
 P&Gは「MWC 2016」(スペイン・バルセロナ)にて、アプリと連動するスマート電導歯ブラシの最新モデル「Oral-B GENIUS」を披露した。新製品ではモーションセンサーを乗せてブラシの位置を正確に把握。歯磨きの効率アップを図っている。

 新製品は欧米で7月の発売を予定。同社のスタッフによれば、続いて日本でも発売される計画があるそうだ。最大の特徴はブラシの本体にモーションセンサーを内蔵したことで、口の中のどの位置を磨いているかが正確にわかるようになったこと。同社のスタッフはそのコンセプトを「GPS for the mouth」と呼ぶ。この機能が何の役に立つのかといえば、スマホのカメラとインストールしたアプリ「Oral-B App 4.1」とのコンビネーションにより、歯ブラシの動きをトレースしながら“磨き残し”をなくすことができるようになるのだ。

 最初にスマホのカメラを使って顔の位置を固定した状態で、モーションセンサーの初期ポジションを調整。続いてアプリの画面には、口の中のエリアを6分割してサークル状にマッピングしたタイルUIが表示される。タイルは初期状態ではすべて青色に表示されているが、エリアを丁寧に磨いていくことで青色が水色になり、最後に白に変わったらそのエリアの歯磨きは完了。6か所を順に30秒ずつ磨いて白くしていくことで、磨き残しをなくして虫歯を防ぐことができる。ちなみに30秒という長さは歯科医のアドバイスによる正しい歯磨きのセオリーをもとに決定されたものなのだという。

 本体の交換式歯ブラシユニットを着脱する根元にはカラーLEDを配置しており、ユーザーが光らせる色を自由に選べるほか、歯磨きしながらつい圧をかけすぎてしまった際には赤色に光るギミックも仕込まれている。アプリの方には通常の歯磨きレベルを知らせるモードのほか、「Brushing Challenge」というゲームモードも用意。タイル状の表示が取り払われて、歯磨きを終わった後にどこをどれぐらい磨けていたかがスコア化して表示される。歯を磨いた軌跡を記録しておいて、あとからリプレイしながら成果を確認できるユニークな機能も付いている。

 歯ブラシ本体を収納できるケースは充電器がわりになっていて、ケースのボトムには充電器をつなぐプラグが付いている。またUSB端子も付けられていて、ポータブルバッテリーとしても使うことができ、一緒に使うアプリをインストールしたスマホを充電するためのちょっとした気配りもある。日本上陸が楽しみなスマート歯ブラシだ。
《山本 敦》
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