“ジブリがアニメ化”はデマ……突然バカ売れの筒井康隆の小説
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同作は1994年に新潮文庫版が刊行されて以来、息の長いロングセラーとして読まれ続けてきたが、それが昨年になって突然バカ売れし始めた。新潮社も公式サイトで「最近の売れ方はレベルが違う」と驚き、10万部を超える大増刷を行ったと明かした。そしてバカ売れの原因については「実は、私たちにも分かりません。テレビで有名人が紹介したわけでも、新聞に大きな書評が掲載されたわけでもありません。特別なきっかけに思い当たるものはないのです」としていた。
そして新潮社側は「ただ、インターネットで検索してみると、いつしか『面白かった小説』といったテーマの『まとめサイト』でよく見かけるようになりました」と、バカ売れが口コミによるものだと推測。しかし同じ頃、ネット上では、スタジオジブリが同作をアニメ映画化するとのうわさや、さらにスタジオジブリからの申し入れに対し筒井氏が断った、などとするまことしやかなうさわが広がっていた。
茂木氏は27日にTwitterで、筒井氏と対談したことを報告。ジブリ映画化のうわさについても本人にうかがったらしく、「『旅のラゴス』は、ジブリが映画化を申し込んだが筒井康隆さんがお断りになった、という噂から突然売れ出したとのことだが、そのような事実はないということである」と明かした。
また、「筒井さんとしては、映画化されるのならば、どうぞ、というお気持ちだということ」だとした。