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デュアルディスプレイのAndroidガラホ「MUSASHI」登場へ……FREETELが2016年事業計画を発表

エンタープライズ モバイルBIZ
フィーチャフォン「Simple 2」を3機種投入
  • フィーチャフォン「Simple 2」を3機種投入
  • 5インチのAndroidスマートフォン「Priori 3S LTE」を発表
  • SAMURAIシリーズのAndroid搭載“ガラホ”「MUSASHI」
  • 本体上部には表裏に4インチのタッチパネル液晶を搭載
  • MUSASHIの詳細
  • 販売店でのユーザーサービスも強化
  • 北米やアジア、中東地域にも進出する
  • MWC2016にもブースを構える計画を発表
■デュアルディスプレイでAndroid搭載の“ガラホ”「MUSASHI」など新端末を発表

 2016年の展望については増田氏は「今年はさらにMVNO市場が全体が伸びて、SIMフリーが一般化すると言われている。15年は単月でNo.1を取ることもあった“SIMフリーNo.1”の座を今年は年間を通じて守り抜きたい。さらに端末も年間を通じて1位を継続してキープする。海外ではさらに本格展開を広げる。このところ日本のメーカーは元気がないと言われることもあるが、端末・SIMともに当社が世界をリードする意気込みでビジネスに力を入れていきたい」と語った。

 さらに今年の1月から3月にかけて発売する新製品も紹介。別項ニュースでもお伝えしている5インチのAndroidスマートフォン「Priori 3S LTE」のほか、Android 5.1を搭載する“ガラホ”のSAMURAIシリーズ「MUSASHI」を発表。同社プロダクト部執行役員の佐々亜紀隆文氏が「往年のショーン・コネリーが演じた007のアイテムを思わせる、スーツ姿にも映えるスタイルを意識した」と語るスタイリッシュなデザインを特徴として掲げる。画面を本体上側の前後両面に搭載する“デュアル4インチ・タッチパネル仕様”を大きな特徴とし、ダイアルボタンなど物理キーパッドも備える。ディティールにもハンドリング性を追求して、シニア層にフリーテルのユーザー拡大を狙う戦略的な位置付けの端末だ。

 さらにシンプルな操作性のフィーチャフォン「Simple 2」も今年の新ラインナップとして計画されている。増田氏は「フィーチャフォンも今年は最大3機種を投入したい」と宣言した。

 ユーザーサポートの強化策についても触れた増田氏は「いまは携帯電話が故障した際、翌日お手元に届くタイムスケールでサービスを運用しているが、現代社会では携帯電話はいつでも手元にないと不安なもの。そこで、可能なエリアからということになるが、新たに『1時間配送サービス』を展開する。また中古携帯電話の『買取サービス』もはじめる」とした。

 SIMカード系のサービスについては、中国からのインバウンド観光客に向けてのメッセージアプリ「WeChat」が使い放題になるプリペイドSIMを1月25日に発売する。また近日中にはFREETELの新しいSIMの料金プランも発表されるようだ。

 海外展開については北米やアジア、中東に展開地域を拡大。増田氏は「アメリカでも積極的に端末を販売していく。現地の大型家電量販店でも2月~3月ごろのローンチが決まっている」と計画を明らかにした。アメリカでは「KIWAMI」と「MUSASHI」の2ラインナップでスタートする。さらに2月にスペイン・バルセロナで開催される「MWC 2016」に出展する計画も明らかにされた。カンボジアのSeatel社とのパートナーシップもさらに強化しながらランナップを拡充。今年には50万台の販売を見込む。

 増田氏は「去年は多くの方々にFREETELを知っていただいたが、今年は製品とサービスをさらに拡充したい。4人で立ち上げた当社は、いまや世界各国から200人の従業員が集まる企業に成長した。今年も一丸となって面白い端末やSIMカードのプランをユーザーにお届けしていきたい」と抱負を語った。
《山本 敦》
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