【レビュー】mineoの海外プリペイドSIMを使ってみた
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mineoが9月にマルチキャリア化、ドコモ回線利用プランの料金を発表
今回、ドイツ・ベルリンで開催された国際コンシューマ・エレクトロニクスショー「IFA 2015」(9月4日~9日開催)の現地取材を行ったRBB TODAY編集部は、格安スマホサービスを展開するmineo(マイネオ)から9月1日にリリースされたばかりの海外プリペイドSIMを実際に利用してきたので、そちらのレビューを紹介していきたい。
同サービスの内容や利用方法などに入る前に、まずは一般的な海外渡航時のネット接続について触れておこう。現在では大きく分けて4パターンがあるだろう。【1】Wi-Fiルータのレンタル、【2】NTTドコモ、au、ソフトバンクといった通信キャリアの海外ローミングサービス、【3】ホテルや観光スポットなどのフリーWi-Fi、【4】SIMフリー端末&現地SIM。
空港での受け渡しなどができる【1】Wi-Fiルータは、価格も手頃で非常にポピュラーになっているが、手続きの煩雑さがあり、【2】のキャリアの海外ローミングは日本で使っている端末がそのまま利用できるメリットもあるが、ドコモで24時間980円~など割高でもある。
【3】のフリーWi-Fiは無料ではあるが、移動には不向きで、セキュリティ面でも少し不安だし、【4】は、SIMフリー端末の入手(キャリアのSIMロック解除や各社スマホサビースなどの充実により)が容易になってきているものの、現地の通信事業者でSIMカードを購入し、有効化(アクティベーション)を行うのが一苦労だったりするなど、それぞれ一長一短であるのが確かだ。
■日本でセットアップできるmineo「海外プリペイドSIM」
今回、利用したサービスは、格安スマホサービスを展開するmineoが9月1日より開始した海外プリペイドSIMだ。国内のMVNO事業者による、日本人が海外で利用する用途に特化したプリペイドSIMという点では、現時点では異色の存在である。
同サービスは、前述した【4】の発展形のようなもので、SIMフリー端末(SIMロック解除機でも可)を対象としている。なお、mineoのセット端末は対象外。また、通信規格であるW-CDMA、渡航先の接続先ネットワークに対応していることが条件となる。