スマホ広告市場、2016年には国内ネット広告の過半数に
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「スマートフォン広告市場動向調査」は、CyberZがシード・プランニング社と共同で調査を行い、毎年発表しているレポート。今年で3回目。今回は、スマートフォン広告を「検索連動型広告」(検索結果ページに表示される広告)、「ディスプレイ広告」(バナー型の広告枠内に動画や図などがビジュアル表示される広告)、「成果報酬型広告」(プロモーション対象のアプリをユーザーがインストールすることに対し、インセンティブを付与する仕組み)に分類し、市場規模予測を算出している。
それによると、2014年のスマートフォン広告市場規模は、前年比162%となる3,008億円だった。前年調査時点では2,304億円と予想されていたが、それを大きく上回る高成長になった。商品別では、検索連動型広告市場が1,200億円(前年比140%)、ディスプレイ広告市場が1,648億円(前年比193%)、成果報酬型広告市場が160億円(前年比109%)。とくに、ディスプレイ広告市場が、前年比193%と急成長している。全体に占めるディスプレイ広告の構成比も、過半数を突破した。
この好調は2015年も続き、スマートフォン広告市場は3,903億円(前年比129%)と高い成長率を継続すると予想されている。緩やかになりつつも2016年には、スマートフォン広告市場規模が4,737億円に達し、インターネット広告市場の55%を占めると予測。2017年には、5,000億円台に到達する見込みだ。