2014年の携帯電話の出荷、フィーチャーフォンが2008年以来の増加傾向
エンタープライズ
モバイルBIZ
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
減らないP2Pファイル共有利用、いまだ残る15万人……2015年にかけての年末年始動向
-
スマホ利用の小学生、2014年度末で43万人……2018年度末には144万人の予想も
従来型携帯電話(フィーチャーフォン)およびスマートフォンをあわせた総出荷台数は、前年比2.5%減の3,828万台。2012年から2年連続での減少となっている。
スマートフォン出荷台数は2,770万台で前年比5.3%減。総出荷台数に占める比率は72.4%だった。一方で、フィーチャーフォン出荷台数は1,058万台で5.7%増。比率も27.6%と上昇した。スマホが本格普及し始めた2008年以降では、フィーチャーフォン出荷台数が前年を上回るのは初とのこと。
メーカー別出荷台数では、1位はAppleで、1,648万台(前年比29.3%増)の3年連続1位となっている。総出荷台数に占めるシェアは43.1%で、前年より10.6ポイント増と大きく伸ばした。主要3キャリアが年間を通してiPhoneを発売したことなどが押し上げの要因とみられる。またこれにより、OS別シェアでも、2013年トップのAndroidをiOSが抜き、シェア59.5%となっている(Androidはシェア40.3%)。2014年12月に「Fx0」が発売されたことで、Firefox OSもシェア0.2%を初獲得している。
携帯電話端末の契約数については、推計で1億2,511万件(人口普及率98.5%)。そのうち、スマートフォン契約数は6,544万件で52.3%を占めると試算されている。