中井貴一、柳葉敏郎が撮影で軽い肉離れ……「アゲイン 28年目の甲子園」舞台挨拶 | RBB TODAY
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中井貴一、柳葉敏郎が撮影で軽い肉離れ……「アゲイン 28年目の甲子園」舞台挨拶

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「大人が観れる映画が少なくなってきた」と話した中井貴一
  • 「大人が観れる映画が少なくなってきた」と話した中井貴一
  • 「アゲイン 28年目の甲子園」舞台挨拶
  • 波瑠
  • 柳葉敏郎
  • 工藤阿須加
  • 大森寿美男監督
  • 野球の練習で中井と柳葉は軽い肉離れに
  • ヒット祈願。バットで鏡開き
 映画「アゲイン 28年目の甲子園」が17日に公開初日を迎え、都内で舞台挨拶が行われた。登壇したのは中井貴一、波瑠、工藤阿須加、柳葉敏郎、大森寿美男監督。

 映画「アゲイン 28年目の甲子園」は、元高校野球児がチームを作り、再び甲子園を目指す大会「マスターズ甲子園」が舞台。再び夢に向かって挑戦する大人の姿を描いた作品だ。主役で46歳のバツイチサラリーマン・坂町を演じるのは中井貴一。震災で亡くなった父親の思いを辿る娘役に波瑠、かつての野球部エースに柳葉敏郎、28年前の坂町を工藤阿須加が演じる。

 挨拶にたった中井貴一は「(最近)大人が観れる映画が少なくなってきています。テレビも同じ。この映画は大人に向けて、青春は終わっていないということを伝えられればいいと思う。多くの大人たちに観ていただきたい」と挨拶。波瑠は、「悩んだり、挫けそうになりながら撮影にのぞみました。映画が完成して、皆さんに話ができることがうれしいです」とコメント。柳葉敏郎は「決して大げさではない、派手ではないささやかな感動を伝えることができればと思う」、工藤阿須加は「役作りをはじめ色々考えていた。みなさんの心にいいものが残っていたらうれしい」と話した。

 大森寿美男監督は2009年「風が強く吹いている」で映画初監督。ヨコハマ映画祭新人監督賞・審査員特別賞などを受賞した。今回の映画については「野球の映画とうよりも、キャッチボールの映画です。いろんな心のキャッチボールを描いたつもり。最後にみなさんとキャッチボールをするのが最大の目標です」と挨拶した。

 この映画の撮影が行われたのが2年前の冬。撮影時を振り返りながら中井は、「基本的に甲子園をお借りできるのはオフシーズンなわけです。何故オフシーズンになっているかというと寒すぎるからです」「その時に僕たちは押しやられるわけです」と振り返り会場を笑わせ、「基本的に僕も阿須加も野球なんかやったことなかったので、練習をした。練習をしたのが8月の炎天下。撮影したのが12月。筋肉どうなっちゃってんだろうという状態のなかで撮影をして、案の定、50歳を超えた2人(中井と柳葉)は軽い肉離れ(笑)」「野球って大変だなと、改めてプロ野球選手のすごさを感じながら撮影にのぞみました」と話した。柳葉は軟式テニス、中井は公式テニスを経験しているが、スパイクを履いたことがない「なんですかね、あのスパイクって。たびの裏にハガネがついているみたいな(笑)。それを履かされて1塁までダッシュしろと、あの人(監督)が(笑)」。

 柳葉は「お芝居がどうこうよりも(笑)、甲子園に立てたことが思い出ですね。マウンドに立たせてもらえて、こんな光栄なことはないです。聖地と言われているその場所でで失態を犯しちゃいけないと思って」「以前始球式をやったことがありまして、その時に4万人のコールがあったんですけど、それを思い出して鳥肌がたちましたね」とコメントした。そして「なんせ50過ぎると寒さや体力など色んな面で過酷なものがあった(笑)」と振り返った。

 なお、映画の主題歌としては、浜田省吾が10年ぶりに新曲「夢のつづき」を書下ろした。舞台挨拶には、渡米中であるという浜田省吾からの感謝の手紙も紹介された。

《RBB TODAY》
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