パシフィコ横浜で開催されている「Embedded Technology 2014」のNECブースでは、エネルギーマネジメントユニットの試作品が展示されている。 2016年の電力自由化も見据えて開発しているもので、基本的には分電盤の横に設置。電力使用の見える化を行う。計測データは自宅のルータ経由でクラウドにアップされる。これまでと違いガス・水道の使用量計測機能と機器の制御機能をオールインワンで提供している。インターフェースは有線LAN、無線LAN、920MHz帯特定小電力無線、次世代Wi-SUNにも対応する。 「経産省の補助金で2011年くらいいブームになり、ハウスメーカーもこぞってHEMSのラインナップを揃えた。最近は補助金が終り若干下火になっているのは事実だが、電力自由化で新たな需要がでている」とブースのスタッフは話す。 今後はスマートメーターで家の電力を計測することになるが、ガスもパルスを出力する機能がついていれば、同ユニットに対応できるとしている。