富士通研、LTE-Advanced対応基地局を3割削減できる配置設計技術を開発 | RBB TODAY

富士通研、LTE-Advanced対応基地局を3割削減できる配置設計技術を開発

 富士通研究所は11日、LTE-Advancedに対応した無線基地局の最適な設置位置をシミュレーションにより決定する設計技術を、世界で初めて開発したことを発表した。最適な配置でスマートフォンのつながりにくさを解消し、基地局数を3割削減できるという。

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今回開発した技術の効果
  • 今回開発した技術の効果
  • 基地局間協調伝送に対応した基地局配置の設計
 富士通研究所は11日、LTE-Advancedに対応した無線基地局の最適な設置位置をシミュレーションにより決定する設計技術を、世界で初めて開発したことを発表した。最適な配置でスマートフォンのつながりにくさを解消し、基地局数を3割削減できるという。

 最新通信規格「LTE-Advanced」で採用された基地局間協調伝送(Coordinated Multi-Point transmission)では、ユーザーの通信速度を高速に計算する手法が確立されておらず、基地局配置の設計が困難とされていた。今回富士通研では、通信速度を高速に計算可能なアルゴリズムを開発した。これにより、基地局間協調伝送を用いる場合のユーザーの割当率を高速に計算でき、最適な設置位置を決定できるとのこと。

 基地局配置の設計手順は、基地局の追加、協調伝送を想定してユーザーの割当率を計算、割当率と受信信号品質から各ユーザーの通信速度を計算、基地局の設置判定の順となるが、このうちユーザーの割当率を正しく計算できるものとなる。

 開発した技術は、基地局配置の最適化の検討を進め、2016年頃の実用化を目指す。
《冨岡晶》

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