長澤まさみ、三谷演出の舞台に挑戦!「丁寧で嫌になるくらい細かかった」 | RBB TODAY

長澤まさみ、三谷演出の舞台に挑戦!「丁寧で嫌になるくらい細かかった」

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「紫式部ダイアリー」の初日開幕直前記者会見
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 三谷幸喜の舞台最新作「紫式部ダイアリー」の初日開幕直前記者会見が行われ、出演の長澤まさみと斉藤由貴、作・演出の三谷幸喜が登壇し熱い思いを語った。

 これまで海外の芸術家を題材にして来た三谷が今回選んだのは平安時代の2人の作家。「源氏物語」の紫式部と「枕草子」の清少納言による言葉の戦いと、書くことへのプライドを描いている。舞台の設定は文学選考会を翌日に控えたホテルのバーカウンターとなっており、長澤演じる紫式部と斉藤演じる清少納言が言葉の火花を散らす。

 長澤は今回が初めての三谷作品。紫式部を演じるにあたり「(三谷の演出は)すごく丁寧で嫌になるくらい細かかった。しかし、人の気持ちや感情の流れ、その人の行動といったものも細かく演出してくださるので、紫式部が出来上がっていく過程を自分も感じることが出来ました」「まさか2人芝居をやるとは思っていなかったのですが、由貴さんと三谷さんと実際にお稽古を積んでこの作品を作っていく中で、人数が少なくても楽しめるんだなっていうのを感じました」とコメント。斉藤は1997年の「君となら」以来の三谷作品に出演、今回は清少納言を演じる。「前回の出演から20年近くが経っていて、今客席を見ているととても感慨深い気持ちになりました。今回は長澤まさみちゃんと東京で1ヵ月、全国のいろんなところを回って1ヵ月、私にとってはとてもハードルが高く、なおかつワクワクするような楽しみに満ちた2ヵ月だと思っています。清少納言という哀しみとかおかしみを表現出来たら」とその意気込みを語った。

 そんな2人の稽古秘話として三谷は「話がすごく盛り上がるところがあって、10分が15分となり20分になり、なかなか稽古が始まらない。稽古が始まりそうになると長澤さんがカップ麺にお湯を入れ始めたり、斉藤さんはお子さんとメールをしていてすごく家庭を引きずっていたり、全然稽古が始まらないのが大変だった」と語り会場の笑いを誘った。ほか、長澤と斉藤の起用について「いつか自分の話をやってみたいな、自分にいちばん近い登場人物を扱ってみたいなというのがずっとあった。あまり生々しくなってしまうとどうしようかなというのがあって、主人公たちを女性にしてしまえば自分の思いというものがわりと素直に書けるというのがあった。実際に書いてみたら今まで書いたものの中で、いちばん自分を投影している登場人物になった。今の僕は斉藤さん演じる清少納言にすごく重なる部分もあるし、20年前の若い頃の自分は紫式部にすごく投影している。2人とも僕の分身」「長澤さんはとてもパンキッシュな方。パンクな割にはとてもピュアな心を持った方で、ストレートにものを言う。今まで僕があまり接したことがない女優さん。長澤まさみさんで舞台をやりたいというのが僕の中でずっとあって、彼女のお芝居を見た時にこの人は舞台に立ったら本当に綺麗で、たたずまいが素敵で。この人にはもっともっと演劇をやってほしいなと思っていたところから始まった。斉藤さんは屈折しまくってここまでやって来られた方で、“君となら”を20年前に一度やってから一緒にお仕事はして来なかった。でも久しぶりにお会いしたらとてもたくさんの共通言語を持っている気がした。やっぱり面白いし、見ていると日本一のコメディエンヌだなと思う。長澤さんがやるんだったら相手役はすごくお芝居が上手なベテランの人がいいなと思っていた。この2人じゃないと成立しない作品」と話した。

 ワダ・エミによるオリジナル衣装については「現代劇のどこかに平安時代の雰囲気を入れたいということで、ワダ・エミさんに衣装をお願いした。どことなく平安チックで、でも現代に人でも着られる斬新な衣装になった。ワダさんに依頼した時はタイトルくらいしか決まっていなくて、だいたいこういう感じというお話をしたら“マドンナとレディ・ガガのお話ですね?”と聞かれて、この方はちゃんとわかってくださってるんだな、と思いました。台本がないところで衣装プランを考えたのは生まれて初めてだと言われた。逆にワダさんの衣装プランを見て演出を考えたりストーリーを考えたりさせていただいたところもある」と話した。出演の2人もそれぞれ「すごく華やかだし、でもだからと言ってお芝居の邪魔をしないシンプルさもあって、素材から良いので着ていても気持ちがいい。本当に計算し尽くされて作られていると思います」(長澤)「少納言は役柄ですが“清”は“きよい”という意味。このグリーンの感じが私の中ですごく合っていてタッセルの朱赤の感じも日本の顔料を想起させるようで、この衣装にすごく助けられていると思います」(斉藤)と感想を話した。

 「紫式部ダイアリー」は11月1日より30日まで東京渋谷のパルコ劇場を皮切りに、12月4日より7日までが名古屋の名鉄ホールで、12月9日が福岡国際会議場メインホールで、12月11日より21日が大阪・森ノ宮ピロティホールで、12月25日が長野のまつもと市民芸術館で、12月27日に広島アステールプラザ・大ホールでそれぞれ上演される予定だ。
《稲葉九》

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