「忠州(チュンジュ)マン」として韓国で人気を博した公務員のキム・ソンテが、忠州市庁を去る。
過去に公務員の年収の2倍をオファーされたと明かしていただけに、彼の今後の動向に関心が集まっている。
去る2月13日、忠州市によると、キム・ソンテは前日、人事部に辞職願を提出し、2月末に退職する予定だ。現在は残りの有給休暇を消化している。
忠州市の関係者は、「まだ辞職願が公式に受理されていないが、本人が辞意を表明しているため、手続きに従って処理する予定だ」と明かした。内部でも予告なく伝えられた辞意に対し、少なからず驚きの反応が出ているという。
キム・ソンテは、忠州市の公式YouTubeチャンネル「忠TV」を運営し、「忠州マン」というあだ名で高い知名度を得た。
広報担当官傘下のニューメディアチーム長として、パロディやミームを活用した広報コンテンツを制作して話題になり、同チャンネルは現在、登録者数97万人に迫っている。その成果を認められ、2023年末には、昇進に採用から11年以上かかるといわれる「6級」にわずか7年で抜擢され、“スピード出世”をして、その実力を証明した。
公務員でありながら、その影響力は多くのインフルエンサーを凌駕していた。彼は、韓国の地上波バラエティ番組に出演し、「忠州が生んだスター」として注目を浴び、さまざまなYouTubeコンテンツからもラブコールを受けてきた。
公務員生活の現実に関する率直な発言も話題となった。YouTubeチャンネル「近所のスターK」では、イベントのステージの裏側に言及し、「強制的にやることになった」として、「残業代が1時間あたり約1万3000ウォン(約1385円)なので、1万3200ウォン(約1410円)受け取った」と明かし、切なさを伝えた。

また、別のチャンネルでは「安定しているが、地方公務員はそれ以外のメリットが多くない」と語る場面もあった。
特に、彼は外部から公務員の年収の約2倍のオファーを受けたと明かし、大きな注目を集めた。そのため、公務員をやめ、コンテンツクリエイターやタレント活動をするのではないかと噂されてきた。
キム・ソンテは、本サイト提携メディア『OSEN』との電話取材で「退職は事実だが、まだ決まったことはない。現在休暇中なので、退職後の具体的な計画を考える予定だ」と述べた。
芸能事務所からのラブコールの噂についても、「話が出たのは事実だが、何も決まっていない」と言葉を濁した。政治家への転身の可能性については、「全くない」と線引きをした。
また、「忠州マン」という名前の使用継続については、「法的な問題よりも、道義的に使わないのが正しいと考えている」と語り、注目を集めた。
公務員から全国区のコンテンツスターへと上り詰めたキム・ソンテならではの新たな出発がどのような形になるのか、ユーチューブやタレント活動を続けていくのか、大きな期待が寄せられている。
(記事提供=OSEN)
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