NEC、クラウド型のコンタクトセンターサービス「CSVIEW/Contact Center Cloud」発売

エンタープライズソフトウェア・サービス

2014年6月26日（木） 12時14分

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　日本電気（NEC）は25日、コンタクトセンター製品群CSVIEWシリーズに、クラウド型コンタクトセンターサービス「CSVIEW/Contact Center Cloud」を追加し、販売を開始した。

　「CSVIEW/Contact Center Cloud」は、ユーザーとのやり取りの記録を管理し、分析・活用するためにオペレータが利用する問い合わせ履歴管理システム。利用率の高い機能を標準化し、業務種別に合わせたテンプレートを乗せてサービスとして提供する。

　テンプレートは、技術サポートテンプレート、BPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）テンプレート、営業支援テンプレートの3種。このテンプレートを利用することで、業務構築のためのカスタマイズ作業を低減可能。「技術サポートテンプレート」は、現場の作業員とオペレータが、修理指示情報、顧客情報、製品の部品構成や購入履歴、契約詳細情報を共有可能なテンプレートとなる。地図・スケジュール連携機能、多言語対応機能も提供する。「BPOテンプレート」は、SOHOやイベント受付など同時に複数の会社や団体のコンタクトセンター業務を請け負う事業者向けテンプレート。「営業支援テンプレート」は、商品情報問合せから、受注にいたるまでのエンドユーザとのやり取りを一元管理し、営業担当者とオペレータが情報共有を行うテンプレートとなる。

　自社の業務に合わせて、画面から簡単に項目の追加や変更、画面レイアウト編集、レポート作成等を行うことも可能、また、コンタクトセンター業務における多数の製品との連携が可能。価格は基本サービスが270万円/年間より。

《冨岡晶》