イードが運営するネットワークセキュリティ情報サイト「ScanNetSecurity」は11日、日本の中小企業における、セキュリティ製品およびサービスの顧客満足度調査結果「中小企業セキュリティアワード2014」を発表した。 調査は、従業員数300名未満の企業及び組織で、ITセキュリティの運用または選定に関わっている人を対象に、主要セキュリティ製品およびサービスの利用満足度に関するアンケートによって行なった。イードが実施するITセキュリティ製品の満足度調査としては今回で3回目。 ITセキュリティ製品は、企業の売上や利益に直接貢献することがないため、単にコストとみなされることが多く、製品選びの明確な基準がまだ社会的に確立されていない。そのため、ブランド認知度、カタログスペック、導入実績、SI事業者による提案等々、製品を販売するサイドからの情報発信が大きい影響力を持っている。 本調査は、こうした現状に対して、セキュリティ製品やサービスを実際に使っている利用者サイドからの製品選定の価値基準構築を目指した。満足度は主観的な事柄であるために、スペックやブランドとは必ずしも相関しない場合もあるが、ITセキュリティの管理に携わる現場のセキュリティ管理者の生の声が含まれている。総合満足度・各部門1位●ゲートウェイに設置するセキュリティ機器や統合型アプライアンスの部:チェック・ポイント●IDS/IPSの部:IBM (IBM Security Network IPS)●Webアプリケーションファイアウォールの部:バラクーダネットワークス(Barracuda Web Application Firewall)●クライアントPCウイルス対策の部:ESET●ゲートウェイウイルス対策の部:ESET●スパムメール対策の部:バラクーダネットワークス(Barracuda Spam & Virus Firewall)●メールセキュリティの部:キヤノンITソリューションズ(GUARDIANWALL)●URLフィルタリングの部:トレンドマイクロ(Inter Scan)●アイデンティティ管理の部:日本IBM●IT資産管理の部:Sky (SKYSEA Client View)●脆弱性検査ツールの部:日本IBM (Proventia Network Enterprise Scanner/Rational AppScan)●標的型攻撃対策製品の部:FireEye●情報漏洩対策の部:トレンドマイクロ(Trend Micro Data Loss Prevention)●暗号化による情報漏洩対策の部:日立ソフトウェアエンジニアリング(秘文)●監視サービスの部:日本IBM●コンピュータフォレンジックツールの部:ガイダンスソフトウェア(enCase)●ネットワークフォレンジックツールの部:三菱電機ビジネスシステム(MSIESER)●統合ログ管理の部:IBM (QRadar)●セキュリティハンズオン研修の部:NRIセキュアテクノロジーズ調査概要●調査期間:11月20~26日●調査対象:従業員数300名以下の組織でITセキュリティの運用または選定に関わる人●有効回答数:850●調査方法:イードの運営するアンケートサイト「あんぱら」によるインターネット調査
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