【快適ペットライフ Vol.3】犬のトイレグッズ活用術 | RBB TODAY

【快適ペットライフ Vol.3】犬のトイレグッズ活用術

エンタメ その他
半分に折れるタイプのトイレトレー
  • 半分に折れるタイプのトイレトレー
  • オーソドックスなトイレトレー
  • ペットシート
  • ペットシート
  • 筆者・稲垣亜衣。
 愛犬との暮らしの中で、トイレトレーニングは切っても切れないしつけの一つ!!トイレトレーニングでお悩みの方も多くいらっしゃいます。

 トイレのしつけ方は、年齢や癖、生活環境によっても違うため、しっかりとカウンセリングを行って、その子に合った方法を見つけることが重要です。でも、今は数多くのトイレグッズも販売されていますので、上手に活用することでトレーニングをサポートしてくれます。

 今回は、「トイレグッズとしつけ」について考えてみたいと思います。

 まず、トイレに欠かせないのが、「トイレシーツ!!」
おしっこを素早く吸収し、臭いもシャットアウトしてくれ、とても便利なグッズですが、お店に行くと、様々な種類と値段のシーツがあり選ぶのに困ってしまいますよね。
シートの選び方のポイントは、愛犬の性格、癖、大きさ等に合わせて選ぶことです。
例えば、綺麗好きの子は、一度排泄をした場所を避け、まったく別の場所で排泄することがあります。その場合は、常にキレイなトイレにする為に毎回のようにシーツを取り換える必要があります。しかし、1日に何度も排泄をされると枚数が必要となりコストが掛かります。そんな時は、安価なシートを利用してこまめに取り換え、いつでも気持ちよく排泄が出来るようにしてあげると良いでしょう。

 ただし、安価なシートは、吸収力が悪く臭いが抑えきれないこともあるため、何度も排泄をさせたい場合や、長時間取り換えることができない場合はあまり向きません。逆に、値段は上がりますが、ポリマーがしっかり入ったシーツは吸収力が良いため、何回か排泄をしても臭いが抑えられ、大量のおしっこも漏れずに吸収してくれます。私の愛犬(ボーダーコリー8歳)は、体調を崩した時に飲んだ薬に利尿作用があり、大量のおしっこをしたことがありましたが、吸収力抜群のシートにより、漏れることなくバッチリ吸収をしてくれ、室内を汚すことがなく助かりました。

●環境を整えることで解決するケースも

 そういえば、こんな相談もうけたことがあります。5歳の雌犬ですが「決まったトイレで成功することもあるが、トイレの場所の周辺までは行くのに、失敗をしてしまう事もある」とのこと。失敗するときの様子やトイレの様子を詳しくお聞きしたところ、トイレシートを取り換えるのは1日1~2回、シートを取り換えるとすぐに排泄をするそうです。この場合、シートはできる限り排泄ごとに取り換えること。排泄をしたら褒めること。失敗は叱らずに片づけることです。アドバイスをして2週間後、飼い主様からの報告は、「失敗が徐々に減りシートに排泄が納まるようになってきました」とのことで、トレーニングをすることなく、アドバイスだけで解決しました!!トイレの場所は学習していましたが、綺麗好きな性格だったため、一度排泄した場所を避けたことで失敗に繋がっていました。結局、トイレを清潔に保つようにしたことで改善しました。トレーニングではなく、環境を整えてあげることで失敗を無くすことが可能な場合も多くあります。

●トイレトレーを使う

 また、自分ではシートにしているつもりでも失敗をしてしまう事もあります。その場合、問題の1つとしてサイズがあります。トイレシートのサイズはメーカーによって若干変わりますが、レギュラー45×34、ワイド60×45、スーパーワイド90×60(クリーンワン消臭炭シートダブルストップ参考)などのサイズに分かれていますので、愛犬の体の大きさに合わせてシートサイズを選んであげる事で解決する場合もあります。さらに、シートとセットで使われる方が多いのが「トイレトレー」。雄犬は足上げおしっこをする場合があります。去勢をしていない場合は、かなりの確率で足を上げておしっこをするようになります。高い位置から排泄をすることで平面のシートではなく壁などにかかることがありますが、その際に役立つのが、トイレトレーです。半分に折れるタイプで壁に立てかけて使用することで、壁におしっこがかからないようにするタイプや、入り口以外の壁が高くなり囲われているタイプのトイレトレーなどがあり、トイレに入っているのにはみ出てしまう失敗を防ぐことができます。

 ちなみに、トイレトレーは、目的に応じて色々な種類が出ています。オーソドックスな物は、シートを咬んでボロボロにしてしまう、シートの位置がずれてしまう場合に効果があるトイレトレーで、シートがずれないようにロックしたり、メッシュをトレーにはめ込みシートを抑えることで、シートのイタズラ防止に用います。私の愛犬(ポメラニアン12歳)が仔犬の頃は、まだメッシュのトレーを見かけなかったので、毎日仕事から帰ると、ボロボロにしたシートがサークル内を埋め尽くしていました……。あの頃見つけていたら絶対に活用していましたよ!特に仔犬のトイレトレーニングにメッシュ付きのトレーは活躍します。

 また、おしっこシートはちょっとおしっこをする度に交換していていてはもったいない気もします。そんな場合は、シートをハサミで半分に切ってから使います。こうすることで、おしっこがかかっているところだけ交換できるようになり、節約することができます。

●ご褒美にあげ方に注意

 トイプードル(2歳メス)を飼っている方からはこんな相談を受けました。「排泄後にフードをあげていたら、上手に排泄は出来るようになりましたが、フード欲しさにちょこちょこ排泄をするようになり、あげないと失敗をするので困っています」。トイレで出来るようになっても、本来の排泄目的でなく、ご褒美目的になっている子のお悩みも良く聞きます。ワンコのしつけにごフードを使う事で、学習意欲がグッと高まる子はたくさんいますが、フードは学習意欲を高めるツールとして使い、学習し始めたら徐々に抜いていかないと、排泄目的でトイレへ行くのではなく、フードが欲しいからトイレへ行くようになってしまいます。今回の場合は、まず、飼い主様に愛犬が喜ぶご褒美(フード以外)をいくつか探して頂きました。そして、排泄が上手に出来た時に、ご褒美をランダムにあげて頂き、褒められるけど必ずフードではない事を伝え、徐々にフードを減らしていきました!!最終的には、声掛けの褒めだけでも排泄の失敗がなくなり、回数も落ち着きました。
 トイレトレーニングは、年齢を重ねる毎に教えるのが難しくなる為、プロの方に指導を仰ぎその子に合った方法を行う事が大切ですが、色々なトイレグッズを愛犬に合わせて活用することで、更にトイレトレーニングをスムーズに行う事ができますので、愛犬に合ったトイレグッズを探してみてください。

●筆者プロフィール
稲垣亜衣

■1999年、犬のテーマパーク「わんわん動物園」に入社しステージチームとして、「ドッグレース」、「アジリティドッグ」、「ディスクドッグ」などのパフォーマンス犬の育成やステージパフォーマンスを担当。2001年オープンの「わんにゃんワールド多摩」では、ステージチーム長、園長を務める。2004年には、テレビチャンピオン「第2回ダメ犬しつけ王選手権」に出場し優勝!!2009年からはペット業界大手「ペットプラス」「イオンペット」にて、飼い主様向けのしつけ教室を担当。しつけ部門のマネジャーを兼任しながら、4年間に渡り、1000件以上のトレーニングを行う。2013年独立、「HAPPINESSDOG」を立ち上げる。愛玩動物飼養管理士1級、ペット栄養管理士。
《RBB TODAY》

関連ニュース

特集

page top