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【CommunicAsia 2014 Vol.6】ロンドンの4Kコンテンツをシンガポールの展示会場に伝送

エンタープライズ その他
インテルサットのブース
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 CommunicAsia 2014の併設イベントとして、EnterpriseAsia 2014、BroadcastAsia 2014が開催されている。放送系の会場は4K一色となっており、衛星を使って4Kコンテンツを配信するシステムのデモもあちこちで見られる。

 インテルサット(Intelsat)は衛星回線事業者の集まるホールCにて、4Kコンテンツのデモを行っていた。ロンドンで録画したプレミアリーグの4K放送を、BTの光回線でアメリカ大陸に送り、IntelsatOneという同社の地上系のサービスでカリフォルニアのナパまで伝送。テレポートを使ってIntelsat 19に送ったデータを、アジアに落としている。同社ではこのイベントのために、会場となっているMarina Bay Sandsの屋上に3.7mmの受信アンテナを設置し、ブースに映像を映しだしていた。

「92Mbpsで伝送し、16分の1に圧縮した4K素材を流している。フレームは60で、現実の技術で得られる一番クリアなものだ。みせかけの4Kではなく、True4Kを流しているのはうちくらいだろう。今後は、おそらく40Mbpsでも4Kを通すことが可能になるだろう」と担当者は話している。

 同社のサービスは、リージョナルプレイヤーのような他社と違いグローバルに展開できるため、アジアパシフィックに焦点をあてているわけではないが、CommunicAsiaには常連の出展企業となっている。

「今年のトピックスを4Kにもってきたが、相当のインパクトはありひっきりなしに質問を受ける」としつつも、「放送局が4Kにどこまで本腰を入れてやるのか」「3Dの時みたいにいつの間にかなくなっていた、という風にならないようにすることが大切だ」と話した。
《RBB TODAY》
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