NHK、圧縮映像を高画質に復元できる「リアルタイム時空間解像度変換装置」を開発 | RBB TODAY
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NHK、圧縮映像を高画質に復元できる「リアルタイム時空間解像度変換装置」を開発

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リアルタイム時空間解像度変換装置
  • リアルタイム時空間解像度変換装置
  • 時空間解像度変換装置を用いた映像伝送システム
 日本放送協会(NHK)は20日、高解像度の映像素材をいったん低解像度の映像に変換してから伝送し、受信側で高画質に復元する「リアルタイム時空間解像度変換装置」を開発したことを発表した。

 「リアルタイム時空間解像度変換装置」は、映像の精細さ(空間解像度)やフレーム周波数(時間解像度)について、最高4K 120P映像を含むさまざまな映像を2K 60P映像に変換することで、映像劣化の少ない状態で圧縮符号化・伝送し、 受信側で高画質に復元することができる。

  映像の細かい模様を補って高解像度化する「超解像技術」と、前後フレームの画像から中間フレームの画像を合成する「フレーム内挿技術」を組み合わせた“時空間ハイブリッド復元技術”を用いている。超解像とフレーム内挿の処理に必要となる情報を、補助情報として同時に伝送することで、 より高画質な復元を可能とした。

 この装置は、5月29日~6月1日に開催される「技研公開2014」で展示される予定。
《冨岡晶》
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