アカデミー賞受賞作『アナと雪の女王』、雪と氷の世界を描いた日本人クリエーター | RBB TODAY

アカデミー賞受賞作『アナと雪の女王』、雪と氷の世界を描いた日本人クリエーター

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『アナと雪の女王』 (c) Disney
  • 『アナと雪の女王』 (c) Disney
  • マット鈴木氏
 ディズニーのアニメーション映画『アナと雪の女王』が、2日(現地時間)に米国で発表された「第86回アカデミー賞」において、長編アニメーション賞と主題歌賞を受賞した。本作は、アンデルセン童話の『雪の女王』を原案に、運命に引き裂かれた王家の姉妹・エルサとアナのダブルヒロインを描いた作品で、日本では14日から2D・3Dともに全国公開される。

 そんな話題沸騰中の本作には、日本人クリエーターのマット鈴木氏が、アニマティック及びレイアウト担当として参加している。マット氏は、1997年にウォルト・ディズニー・ピクチャーズに入社後、『チキン・リトル』(2005)や『塔の上のラプンツェル』(2010)など数々の作品に参加。その仕事内容は、映画の構図を決めるもので、画面内のキャラクターや背景をどのようなカメラ運びで見せるかを、演出を含めて進めていく。

 本作では、美しい雪と氷の世界が描かれるが、マット氏によると「最初に見たものは札幌の雪まつり。雪や氷の付き方などを参考にした」とのこと。また、コンピューターを使って、物が透けたり反射したりする様子を描くのには時間がかかるそうで、「1枚の絵を16分割してレンダリングしたものを、また1枚に貼り合わせる。1秒24コマなので、気の遠くなる作業でした」と、コンピューターを3万台使い切った苦労話も明かしている。

 また、製作するにあたって「今回はカメラアングルとタイミングが主にあった。ディズニーらしい品良くどっしりとしたカメラワークで、美しさを1番大切にしたかった」と話したマット氏。アカデミー賞受賞の主題歌「Let It Go」を歌いながらエルサが雪の城を作るシーンについて、「光が回らなかったりしたら責任重大なので、このエフェクトのアニメーションには非常にエキサイトしています。いかに美しく見せるかを大切にしているので、是非注目して欲しい」と自信を持ってアピールしている。


《渡邊晃子》

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