【MWC 2014 Vol.20】タブレットの画面を「目」で操作……Android向けSDKを99ドルで提供 | RBB TODAY

【MWC 2014 Vol.20】タブレットの画面を「目」で操作……Android向けSDKを99ドルで提供

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AndroidタブレットにThe Eye Tribe社のSDKを装着。シューティングゲームによるデモを紹介した。目線の動きだけでターゲットを追いかけ、瞬きで打ち落とす
  • AndroidタブレットにThe Eye Tribe社のSDKを装着。シューティングゲームによるデモを紹介した。目線の動きだけでターゲットを追いかけ、瞬きで打ち落とす
  • 開発者キットを装着したタブレット。USB接続で取り付けられる
  • 起動時にまず視線のキャリブレーションを行う
  • 視線の動きでWebページを操作するデモ
  • スマートフォンでの使用イメージ
 バルセロナ市内のカタルーニャ音楽堂で開催されたMWC 2014のプレイベント「ShowStoppers@MWC 2014」に、デンマークのThe Eye Tribe社がユーザーの目線でタブレットやスマートフォンを操作できる「アイ・トラッキング」の技術を展示した。

 今回の「アイ・トラッキング」技術を開発したThe Eye Tribe社は、WindowsとMac OS向けに先行してSDK(開発者キット)を99ドルで発売してきた。横幅20cmのコンパクトなバータイプのセンサー本体をUSB経由でタブレットなどにつなぎ、センサーが配置されている側をユーザーに向けて装着する。はじめに最大16箇所の「視点」をキャリブレーションしたあと、Webサイトやゲームの操作が目の動きでできるようになる。頭部とタブレットの間隔は45cmから75cmほど離れていても大丈夫。SDKはC++、C#、Javaのプログラミング言語をサポートする。

 同社はMWC 2014の開催に合わせてAndroid向けSDKのベータ版をリリース。Windows向けSDKと同じバータイプのセンサーをタブレットなどのAndroidデバイスに装着するだけで簡単にテスト環境が構築できる。価格は99ドルで、購入予約はThe Eye TribeのWebサイトから受け付けている。

 ブースで製品の紹介してくれたAnders Bo Pedersen氏は、開発キットを装着したAndroidタブレットを使ってゲームの操作をデモンストレーションしてくれた。シューティングゲームのデモでは、ターゲットを目線の動きで追いかけて瞬きで打ち落とす。「タブレットから顔をそむけたらプレイが停止するので、実際にインチキしないで”目の動き”だけで操作してしていることがわかると思う」(Pedersen氏)

 今回のイベントに初めてAndroid向けの製品を展示したが、非常に反響が大きく手応えを実感しているというPedersen氏。「私たちが提供する開発者キットはこのように20cm×1.9cm×1.9cmのバータイプのものだが、実際にはスマートフォンやタブレットのメーカーがよりコンパクトなモジュールを開発して本体に組み込むかたちになるだろう」。

 同社は現地時間24日から開幕するMWC 2014の会場にもブースを構えて「アイ・トラッキング」技術を公開する。
《山本 敦》

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