【レビュー】auのLG「G Flex」を使ってわかった、曲面ディスプレイの意外な使いやすさ | RBB TODAY

【レビュー】auのLG「G Flex」を使ってわかった、曲面ディスプレイの意外な使いやすさ

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LGの曲面ディスプレイ搭載スマートフォン「G Flex
  • LGの曲面ディスプレイ搭載スマートフォン「G Flex
  • 画面のサイズは約6インチ。iPhone 5sと並べたサイズ感はこのような感じ
  • 本体を横から見たところ
  • ナチュラルな曲線を描いたデザイン
  • 下側にmicroUSB端子とヘッドホン端子を装備
  • 本体に搭載された曲げ加工対応の有機EL
  • ゲームプレイ時のフィット感も高い
  • フルセグの視聴、ワンセグの視聴/録画が可能
 auから国内初の曲面ディスプレイを搭載したスマートフォン、LG G Flex「LGL23」が発売された。カーブドデザインのスマートフォンは、グローバルモデルではサムスンが「GALAXY Round」を発表しているが、日本上陸はLGが先手を打った。「G Flex」の登場は、これから曲面ディスプレイ搭載スマートフォンがブレイクするきっかけになるのだろうか?今回は実機をハンドリングしながら、カーブドデザインのメリットや使い勝手について検証してみた。

■フラグシップ級スマホの基本スペック

 本機の基本スペックはLGエレクトロニクスがグローバルリリースしている「G Flex」に同じ。作年秋にドコモから発売されたフラグシップモデル「G2」に並ぶ高機能端末としており、クアルコムのSnapdragon 800シリーズのクアッドコアCPUを搭載。クロック数は最大2.3GHz。OSはAndroid 4.2。LTE UEカテゴリー4対応で、最大通信速度は下り150Mpbs/上り50Mbpsをサポートする。

 メインメモリーは2GBで、内蔵ストレージは32GB。microSDカードスロットが搭載されていないので、microSDを読み込む際には本体に付属するUSBリーダーライターを使う。

 通信機能はBluetooth 4.0のほか、NFC機能も搭載。おサイフケータイ機能が利用できる。赤外線通信はリモコンのみ対応。日本モデル独自の機能として、フルセグの視聴、ワンセグの視聴・録画などテレビ機能を備えた。もちろんauスマートパス/ビデオパス/うたパス/ブックパスなどキャリア独自のコンテンツサービスはフルサポートしている。

■曲面ディスプレイのデザイン的なメリットはどこに?

 最近では5インチ超のスマホがすっかり珍しくなくなってきた感じもある。本機はカーブドデザインのためか、同じ6インチクラスのスマートフォンほど見た目に、そして手に取った感覚としても「大き過ぎ」という実感はない。同じ6インチクラスのXperia Z Ultraをホールドした感触に比べてみると、G Flexの方は本体に適度な厚みがあって、エッジがラウンド形状になっているので、筆者としては手元によりしっくりと馴染む手応えだった。なおスペック的には外形寸法が約82×161で、厚さは8.8mm(最厚部は9.7mm)。重さは約178g。

 曲面ディスプレイのひとつのメリットは通話ポジションでのフィット感の良さ。耳元から顎まで、フェイスラインの曲線にすっとフィットする曲がり具合にデザインされているので、スレートデザインのスマートフォンのように、頬にぴったりとスマホをくっつけなくても自然なポジションで構えることができる。指紋の付着した画面を顔につけるのが嫌、という人には理想的なデザインに感じられるかもしれない。

 本体が曲がっている分、アーチの上下にかかる荷重には弱いのではないかと思ってしまうが、そこはLG独自に荷重実験を繰り返し、例えば椅子の上に置いたまま間違って本体の上に座ってしまっても、元の形状をキープできるというデータを得ているという。とはいえ、この辺りは常識の使用範囲でしっかりとした耐荷重性能を実現したという意味に捉えて、普通のスマートフォント同じように大事に取り扱いたいところだ。なお、背面にはブラックの塗装の上に、普段使いで付いてしまう細かな擦りキズを自然修復するコーティング材を塗布。細かなかすり傷が目立たない「スクラッチリカバリー」仕様としている。

 内蔵バッテリーは3,500mAhの大容量サイズ。本体内蔵タイプのため、取り出してかたちを確認することはできないが、G Flexのため独自に新規開発したカーブドデザインのバッテリーパックになっている。本体と同じ弧を描く形状にしたことで、内部スペースが有効活用でき、本体の薄型化にもつながっているという。

 本体の背面には「G2」と同様、メインカメラユニットの直下にボリュームキーとLED付電源キーを配置した「リアキー」を配置した。LGでは、キーボタンの操作が片手の人差し指だけでできるという利便性をプッシュする、Gシリーズ独自のインターフェースだが、電源キーとボリュームキーのピッチが少し詰まっているので、時々間違えてボリュームキーを押してしまうことがある。筆者は普段側面ボタンのスマホを使っているので、慣れるのに少し時間がかかった。
《山本 敦》

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