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【レビュー】auのLG「G Flex」を使ってわかった、曲面ディスプレイの意外な使いやすさ

 auから国内初の曲面ディスプレイ搭載スマートフォン、LG G Flex「LGL23」が発売された。実機をハンドリングしながら、カーブドデザインのメリットや使い勝手について検証してみた。

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LGの曲面ディスプレイ搭載スマートフォン「G Flex
  • LGの曲面ディスプレイ搭載スマートフォン「G Flex
  • 画面のサイズは約6インチ。iPhone 5sと並べたサイズ感はこのような感じ
  • 本体を横から見たところ
  • ナチュラルな曲線を描いたデザイン
  • 下側にmicroUSB端子とヘッドホン端子を装備
  • 本体に搭載された曲げ加工対応の有機EL
  • ゲームプレイ時のフィット感も高い
  • フルセグの視聴、ワンセグの視聴/録画が可能
■インターフェースの出来はどうか

 ホーム画面のレスポンスは非常に快適。GUIはau専用機のisaiに搭載された「isaiスクリーン」ではないが、ロック画面にユニークな「スウィングロックスクリーン」を搭載。時間の経過に合わせて昼夜で壁紙画像が変化。本体を傾ければ「空」「水平線」「深海」の3つの異なるテーマ画像を表示する。ロック解除のエフェクトも、夜空をフリックすれば月食のアニメーションが表示される「エクリプスエフェクト」が、水面をフリックすれば波紋が走る「ウォーターエフェクト」が楽しめる。

 マルチタスクも独自の機能で使いやすさを高めた。起動中の3つのアプリまで、3本指での横フリックでバックグラウンドにストックができ、再度3本指で画面をフリックして起動、それぞれを切り替えながら使える「スライドウィンドウ」はG2、isaiから継続して搭載。インターネット通販で買い物をする際、メモをとりながら電卓で出費を計算するなど、上手に使いこなせば便利に感じられるだろう。

 さらに6インチのディスプレイを有効に使えるよう、画面を上下、または左右に2分割して、2つのアプリの画面を同時に表示できる「デュアルウィンドウ」がG Flexから新たに搭載された。機能を起動は「戻る」ボタンの長押しから。同時に起動しながら表示させたいアプリを2つ選んで上下に振り分ける。たとえば撮影した写真をメールに添付したり、Webを見ながらGoogle Mapを確認、YouTube動画を見ながらLINEでトークといった使い方もできる。


■奇抜さよりも使いやすさの魅力大

 「G Flex」のカーブドデザインは、初めのうちは刺激的に感じられて、周囲にも見せびらかして満足感も得られるが、本当の良さは使い込んでいくうちにWebブラウジングや通話、ゲームなど意外なところで「使いやすさ」が次々と見つかることだ。実は色々な部分で理にかなったデザインだと思うし、もっと使い込んでいくうちに新しい魅力が発見できそうな期待感も持てた。

 明るく高精細で、色彩感豊かな有機ELディスプレイの魅力もなかなかのもので、フルセグのテレビを視聴する際にもテロップなど文字がキリッと見やすく表示される。4Kムービーやハイレゾオーディオなど、これからの主流になってきそうなエンターテインメントコンテンツを先取りして楽しめるスマートフォンであることもポイントが高い。

 LGでは昨年から、グローバルモデルの液晶テレビを中心に曲面デザインのパネルを搭載したフラグシップモデルを積極的に投入し始めている。大型テレビの場合も、画面の視認性向上や没入感のアップに貢献するデザインとして評価が高まっているようだ。曲面ディスプレイが、これからのIT・AV機器のプロダクトデザインの主流になっていくのか?先頭に立ってリードするLGの本気度と、これを追いかけるライバルメーカーの動向に今後も注目が集まりそうだ。
《山本 敦》

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