新宿駅でドコモの150Mbpsサービス開始!Android/iPhoneでスピードテストを実施 | RBB TODAY

新宿駅でドコモの150Mbpsサービス開始!Android/iPhoneでスピードテストを実施

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サザンテラス口付近では今回計測の下り最高速度となる72Mbps台をAndroid/iPhoneともに記録した
  • サザンテラス口付近では今回計測の下り最高速度となる72Mbps台をAndroid/iPhoneともに記録した
  • サービスをアピールするノベルティを配布
  • ドコモの150Mbps高速エリアサービスが新宿駅でスタート。告知を封入したサンプリング配布が実施された
  • 計測結果一覧
 NTTドコモは同社のLTEネットワーク「Xi」において、理論値で下り受信時最大150Mbpsの高速通信サービスをスタートした。まずは東名阪の一部エリアからとなるが、「Xi」の1.7GHz帯(20MHz幅×2)ネットワークをプラットフォームに、2013冬以降にドコモから発売されるスマートフォン、タブレット、モバイルWi-Fiルーターの対応端末との組み合わせで高速通信サービスを提供するというものだ。

 都内では12月末までに山手線全駅での高速エリアカバーが予定されているが、12月2日にはJR山手線・新宿駅の周辺にも150Mbpsエリアが広がった。それに伴い、新宿駅の南口屋外では2日と3日の2日間、朝の通勤時間帯を狙ってドコモの150Mbpsエリアの告知を封入したサンプリング配布も実施された。

 サンプリング施策を担当したNTTドコモ ネットワーク部の河田浩之氏によれば、150Mbpsエリアの高速ネットワーク圏内では、周辺人口の混雑具合などに依存するものの、現行LTEサービスのおよそ2倍前後の速度が体感できるようになるという。新宿駅では、南口/東南口/東口周辺など、人口が密集する地帯を中心に高品位なエリアサービスを提供できるよう、アンテナ配置なども工夫したとのこと。

 今回は150Mbpsエリアの高速通信サービスを確認するため、150Mbpsに対応するAndroidスマートフォン、AQUOS PHONE ZETA「SH-01F」を使って速度調査を実施した。計測には「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを使用している。なお、iPhone 5s/5cについてはUEカテゴリー4に非対応となることから、下り最大100Mbpsまでのカバーとなるが、同じエリアでどれくらいの通信速度が得られるのか合わせて調査を行った。

 JR新宿駅周辺から以下4つのポイントをサンプルに設定して通信エリアの品質を調べた。なお調査を行った時間帯も合わせて記録している。

・サザンテラス口 <8:15頃>
・東南口改札前 <8:20頃>
・山手線内回り(渋谷・品川方面)のホーム中央付近 <9:00頃>
・東口改札前 <9:10頃>

 ちなみに今回も同一地点で3回の計測を行い、上り/下りの通信速度データから平均値を導き出して掲載している。

 サザンテラス口の改札を出たポイントから調査を開始した。150Mbpsエリア対応のアンテナが東南口駅ビルの屋上に設置されており、こちらは見通しの良いポイントであることからもAndroid端末では56.03Mbps(下り)/25.81Mbps(上り)、iPhone 5sでは54.71Mbps(下り)/20.31Mbps(上り)と高い平均値を記録した。3回計測したうちの1回は、両端末とも下り72Mbps台を記録、今回の調査での最高速をたたき出した。

 続いて東南口改札前に移動。改札を出てすぐの地点で計測を実施したところ、下りの平均速度はAndroid端末が41.21Mbps、iPhone 5sが32.71Mbpsとここでも好調。上りの平均速度はiPhone 5sが10.45Mbps、Android端末が4.33MbpsとiPhoneの方が僅かに上回った。

 次にJR山手線のホームに移動して計測を行った。時刻は午前9時と、通勤時間帯のピークに重なったため、ホームの両側には1~2分間隔で山手線と総武線がひっきりなしに滑り込んでくる。スマートフォンの画面をにらみながら同じ場所に立ち止まって計測を行っていると、うっかり乗降客の波にのまれて電車に乗り込んでしまいそうになるほど、ホーム上では通勤客が慌ただしく出入りしている。さすがにスマートフォンを利用しながら移動する人が多い時間帯だけに、計測結果はAndroid端末が平均5.65Mbps(下り)/3.72Mbps(上り)と速度が落ちた。ただiPhone 5sでは平均値が下りで16.18Mbps、上りは5.69Mbpsを記録した。これは、一瞬両側のホームともに電車が停車しておらず、人も少なくなった隙間の時間帯にiPhone 5sが上手くアンテナをキャッチしたためと考えられる。通勤ラッシュの時間帯を外せば、駅構内の各ホームでも快適に高速通信が利用できそうだ。

 最後に東口改札へ移動。時間は9時15分とラッシュの時間帯を少し過ぎたためか、改札を通過する人の数はピーク時よりやや落ち着きを見せ始めた。計測の結果は良好。平均値はAndroid端末が30.78Mbps(下り)/6.63Mbps(上り)、iPhone 5sが27.25Mbps(下り)/6.44Mbps(上り)と安定して高い数値を記録した。

 今回は4つのポイントで計測を行ったが、駅構内の商業施設内などにも150Mbpsの高速エリアサービスが利用できるポイントは分布している。人口が一気に密集する場所や時間帯を避けて利用すれば、理論値に限りなく近い高速通信サービスが利用できそうだ。

 NTTドコモの河田氏によれば、巣鴨や大崎でも既に150Mbpsエリアサービスが始まっており、年内の「山手線・全駅高速化」に向けた取り組みは順調に展開しているという。ユーザーへのサービス告知についても、今後他の駅でもサンプリング配布などを実施しながらアピールを強化していく計画だ。ドコモユーザーのみならず、その取り組みには今後さらに注目が集まるだろう。
《山本 敦》

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