【対談:映画コメンテーター・LiLiCo×麻里奈】大人には引退はない!(前編) | RBB TODAY

【対談:映画コメンテーター・LiLiCo×麻里奈】大人には引退はない!(前編)

 アクション映画もスパイ映画も数え切れないほどあるけれど、ブルース・ウィリス主演の『REDリターンズ』がそれらとちょっと異なるのは、活躍するキャラクターの年齢がかなり高いこと。いわゆる高年層といわれる年齢がメイン。

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映画『REDリターンズ』について語る麻里奈(左)、LiLiCo(右)/写真:熊谷仁男
  • 映画『REDリターンズ』について語る麻里奈(左)、LiLiCo(右)/写真:熊谷仁男
  • LiLiCo(左)、麻里奈(右)/写真:熊谷仁男
  • LiLiCo/写真:熊谷仁男
  • 麻里奈/写真:熊谷仁男
  • ブルース・ウィリス&イ・ビョンホン/『REDリターンズ』
  • ヘレン・ミレン/『REDリターンズ』
  • 麻里奈/写真:熊谷仁男
  • LiLiCo/写真:熊谷仁男
 アクション映画もスパイ映画も数え切れないほどあるけれど、ブルース・ウィリス主演の『REDリターンズ』がそれらとちょっと異なるのは、活躍するキャラクターの年齢がかなり高いこと。いわゆる高年層といわれる年齢がメイン。ブルースを筆頭にジョン・マルコヴィッチ、アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン…など、大御所と言われる名優たちがずらりと顔を揃えている。しかも第二弾ではイ・ビョンホン、キャサリン・ゼタ=ジョーンズも参戦。シリーズ1作目で元CIAが企む悪の野望を打ち砕いた彼らが今回は謎の組織が仕掛けた巨大な危機に挑む! 

 年齢的には“引退”してもいい年齢だけれど、オヤジパワーと熟女パワーはそう簡単には衰えない! 年齢を重ねたからこそ描ける『REDリターンズ』の面白さと見どころを、映画コメンテーターのLiLiCoと、「王様のブランチ」リポーターで映画好きという麻里奈に語ってもらった。

──まず、映画を観た感想から聞かせてください。

麻里奈:前作の『RED/レッド』に続いて本当に楽しかったです。アクション映画であるのに要所要所で笑わせてくれる、このシリーズらしさが今回も満載でした。個人的には、フランク(ブルース・ウィリス)の恋物語が楽しくてしかたなかったですね。

LiLiCo: 1作目よりも格段に面白くなっていました。年齢を重ねているからこそ思いつくアイデアが面白いというか、勢いだけではまかなえない凄さというか──たとえ武器を持っていなかったとしても、経験と頭脳でどうにかしてしまう。それが面白い! でも、私はアクションの映画というよりは愛の映画だと思っているんですよね。だって、ヴィクトリア(ヘレン・ミレン)は前作から“あの方”と熱愛中ですし、フランクもサラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)と恋仲、カーチャ(キャサリン・ゼタジョーンズ)はフランクへの愛がまだ残っていたり…ただのアクション映画ではないんです。

麻里奈:たしかに、言われてみると愛にあふれた映画ですね。しかも大人の愛!

LiLiCo:そう、大人の愛ってすごく強い! それに、愛は愛でも男女の愛もあれば友情としての愛もあって、そこに皮肉が加わると自然と笑いにつながるんです。そんな会話のキャッチボールも大人ならでは。このキャストだからこそできたことなのかなって思います。今回新たにキャスティングされたイ・ビョンホンに関しては、しっかりサービスショットもあって(肉体美を披露)、あのシーンを見るだけでも1,800円払う価値があると私は思う(笑)。しかも、サービスショットでうっとりさせて、ちょっと笑わせておいて、その後にコイツただ者じゃないな、というのを一瞬で分からせる。その作り方、スピード感、確実に一作目より面白くなっていますね。

──また今回は、女性の最年長であるヘレン・ミレンをはじめメアリー=ルイーズ・パーカー、キャサリン・ゼタジョーンズ、強くて格好いい女性の活躍も見どころです。お二人にとっての格好いい女性の条件はなんですか?

麻里奈:地に足がついている女性は格好いいですよね。もっと格好いいのは、地に足はつけたまま、状況によってはトランポリンに乗っているように飛ぶこともできる女性というか、対応力のある女性。それを頑張っている感なくサラリとこなせたらなおさら格好いいですね。

LiLiCo:人はそれぞれに自分が格好いいと思う女性を目指して頑張っていると思うんです。私の場合、子どもの頃に思っていた格好いい女性像は、ピンヒールでアタッシュケース持って颯爽と歩くビジネスウーマンでした。でも、働いているから格好いいというわけではないんです。(自立しているという意味で)まわりが「これはいいね」と言っても「わたしはこう思う」と言える、自分の意見を持ってそれをはっきり伝えられる女性は格好いいと思うんですよね。

麻里奈:それって、まさにLiLiCoさんのような女性! そんなふうに考えられるようになったのは、いつ頃ですか? ターニングポイントはあったんですか?

LiLiCo:歳を重ねたからかな(笑)。“自分を持つ”ということで言えば、交友関係も年齢と共に変わってきました。20代の頃は苦手な人とも一緒に遊んだり出かけたりしていたけれど、35歳あたりからは、この人は面倒くさいな、合わないなと、友だちを選ぶようになる。そして、40代になると本当の友だちが残る。そういうことをやるかやらないかは自由です。ただ、仕事相手が100%好きな人ばかりとは限らないからこそ、友だちは最高の人たちに囲まれていたいんですよね。40代になったらムダな時間を過ごせない! まあ、私は100歳まで生きるつもりだけど(笑)。

※後編に続く

【対談:映画コメンテーター・LiLiCo×麻里奈】大人には引退はない!(後編)≫

(11月30日、TOHOシネマズスカラ座ほか全国ロードショー/配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)

[衣裳]麻里奈:A・I・C
《新谷里映》

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